夢で逢えたら・・・(2012.07.13) [番外編]
※また調子に乗って独り言を末尾に追加してみました。良かったら見て下さい。
今日からは献花台も設置されたそうですね。あまりにも展開が急で、どうやら今回の献花台設置中には、我々は上野に行けそうにありません。
偶然かもしれませんが、昨夜は真真と赤ちゃんの夢を見てしまいました。
ちょっとした距離で、正しく上記動画ニュースで出てくる写真のように、真真が子供を抱っこしているシーンを微笑ましく眺めているところで目が覚めました。夢とはいえ、もっと長く見たかったです。惜しいことをしました。
以前書きましたが、結果的に死産子となった歓歓(カンカン)&蘭蘭(ランラン)の愛の結晶も、43時間で亡くなった"初初(チュチュ)"も、パンダの戸籍(国際大熊猫譜系号)にはちゃんと登録されていますので、今回の赤ちゃんも間違いなくパンダの戸籍に登録されると思います。標本化も検討しているとうかがいました。これらの彼がこの世に生を受けた記録資料も嬉しいですが、真真の赤ちゃんの記憶はみんなの心の中にずっと残っていきますよね。
力力も次回に備えて頑張って欲しいです。
次週あたり、落ち着いたら平常通りのマイペースブログ更新に戻ります。
------------------------
とうちゃんの独り言:
上野の真真の赤ちゃんの訃報が伝わり早くも3日が過ぎ、
週末を迎えました。既に献花台に行かれたという方も
多いのではないでしょうか。本当に今回は不運な事例でした。
前回の記事に暖かいコメントを頂いた方々への返信にも一部
引用させて頂きましたが、今回の経験を通じて、上野動物園で
飼育しているパンダは、自然交配が可能な雄パンダと
出産して母乳を与えられる雌パンダなんだということが
わかったことは大きな成果だと思います。
ところで、皆さまはシュアンシュアン(双双)というパンダを
覚えておられるでしょうか?メキシコのチャプルテペック
動物園から、当時上野動物園にいた陵陵のもとに繁殖のために
やってきたパンダです(上野滞在:2003年12月3日~2005年9月26日)。
http://www.ueno-panda.jp/history/shuanshuan.html
今回のとうちゃんの独り言は、あの双双の故郷チャプルテペック
動物園について少し紹介させて頂きます。何故メキシコ?
と思った方も、しばらくおつきあい頂ければ幸いです。
チャプルテペック動物園は、2008年に我らがアドベンに記録を
破られるまで、長い間中国以外での繁殖頭数世界一を誇っていました。
雄の貝貝(Pe Pe:1974-1988)、雌の迎迎(Ying Ying1974-1989)
という2頭のパンダが1975年に中国からメキシコに贈られて以降
下記①~⑦のパンダが生まれ、更に②の多威とロンドンから
繁殖のためやってきた雄の佳佳(Chia Chia:1972-1991)との間に
⑧が生まれたことで、合計8頭のパンダがチャプルテペックで
産声を上げています。
①勝利(Xen Li♂)1980年8月10日生まれ
8日後の8月18日に圧死
②多威(To Hui♀)1981年7月21日生まれ
1993年11月16日死亡
③亮亮(Liang Liang♂)1983年6月22日生まれ
1999年5月23日死亡
④秀華(Xiu Hua♀)1985年6月25日生まれ
チャプルテペックでの最年長記録更新中
⑤(名前なし、♂)1985年6月25日生まれ
秀華の双子の弟、2日後の6月27日に死亡
⑥(Ping Ping♂)1987年6月15日生まれ[漢字名不明]
双双の双子の兄、3日後の6月18日に死亡
⑦双双(Shuan Shuan♀)1987年6月15日生まれ
ご存じ上野ファミリーはいまも健在です
⑧新新(Xin Xin♀)1990年7月1日生まれ
中国以外では世界初の(メキシコ)国内3世代目パンダです
ご覧の通り、最初の子をわずか8日目に亡くしています。
今回の上野と同様に、当時のメキシコも祝賀ムードが
一転大きな悲しみに包まれたとのことです。
ただ、チャプルテペックに贈られた貝貝と迎迎はとても
相性の良いペアだったため、その後も上記の通り次々と
子供が生まれていきました。
※ちなみに、双子が片方しか育たなかったのは、すり替え式の
飼育法を知らなかった当時ではある程度やむを得なかったと思います。
ワシントン条約の壁に阻まれたこともあり、今では
チャプルテペックも20歳を超える雌パンダ3頭④⑦⑧を
残すのみになってしまいましたが、上野動物園も
自然交配が可能な雄パンダと、出産して母乳を
与えられる雌パンダの相性が良ければ、きっと
チャプルテペックのように悲しみを乗り越えて
一大ファミリーを築いてくれることと信じています。
ガンバレ上野!!ガンバレ力力&真真!!
今日からは献花台も設置されたそうですね。あまりにも展開が急で、どうやら今回の献花台設置中には、我々は上野に行けそうにありません。
偶然かもしれませんが、昨夜は真真と赤ちゃんの夢を見てしまいました。
ちょっとした距離で、正しく上記動画ニュースで出てくる写真のように、真真が子供を抱っこしているシーンを微笑ましく眺めているところで目が覚めました。夢とはいえ、もっと長く見たかったです。惜しいことをしました。
以前書きましたが、結果的に死産子となった歓歓(カンカン)&蘭蘭(ランラン)の愛の結晶も、43時間で亡くなった"初初(チュチュ)"も、パンダの戸籍(国際大熊猫譜系号)にはちゃんと登録されていますので、今回の赤ちゃんも間違いなくパンダの戸籍に登録されると思います。標本化も検討しているとうかがいました。これらの彼がこの世に生を受けた記録資料も嬉しいですが、真真の赤ちゃんの記憶はみんなの心の中にずっと残っていきますよね。
力力も次回に備えて頑張って欲しいです。
次週あたり、落ち着いたら平常通りのマイペースブログ更新に戻ります。
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とうちゃんの独り言:
上野の真真の赤ちゃんの訃報が伝わり早くも3日が過ぎ、
週末を迎えました。既に献花台に行かれたという方も
多いのではないでしょうか。本当に今回は不運な事例でした。
前回の記事に暖かいコメントを頂いた方々への返信にも一部
引用させて頂きましたが、今回の経験を通じて、上野動物園で
飼育しているパンダは、自然交配が可能な雄パンダと
出産して母乳を与えられる雌パンダなんだということが
わかったことは大きな成果だと思います。
ところで、皆さまはシュアンシュアン(双双)というパンダを
覚えておられるでしょうか?メキシコのチャプルテペック
動物園から、当時上野動物園にいた陵陵のもとに繁殖のために
やってきたパンダです(上野滞在:2003年12月3日~2005年9月26日)。
http://www.ueno-panda.jp/history/shuanshuan.html
今回のとうちゃんの独り言は、あの双双の故郷チャプルテペック
動物園について少し紹介させて頂きます。何故メキシコ?
と思った方も、しばらくおつきあい頂ければ幸いです。
チャプルテペック動物園は、2008年に我らがアドベンに記録を
破られるまで、長い間中国以外での繁殖頭数世界一を誇っていました。
雄の貝貝(Pe Pe:1974-1988)、雌の迎迎(Ying Ying1974-1989)
という2頭のパンダが1975年に中国からメキシコに贈られて以降
下記①~⑦のパンダが生まれ、更に②の多威とロンドンから
繁殖のためやってきた雄の佳佳(Chia Chia:1972-1991)との間に
⑧が生まれたことで、合計8頭のパンダがチャプルテペックで
産声を上げています。
①勝利(Xen Li♂)1980年8月10日生まれ
8日後の8月18日に圧死
②多威(To Hui♀)1981年7月21日生まれ
1993年11月16日死亡
③亮亮(Liang Liang♂)1983年6月22日生まれ
1999年5月23日死亡
④秀華(Xiu Hua♀)1985年6月25日生まれ
チャプルテペックでの最年長記録更新中
⑤(名前なし、♂)1985年6月25日生まれ
秀華の双子の弟、2日後の6月27日に死亡
⑥(Ping Ping♂)1987年6月15日生まれ[漢字名不明]
双双の双子の兄、3日後の6月18日に死亡
⑦双双(Shuan Shuan♀)1987年6月15日生まれ
ご存じ上野ファミリーはいまも健在です
⑧新新(Xin Xin♀)1990年7月1日生まれ
中国以外では世界初の(メキシコ)国内3世代目パンダです
ご覧の通り、最初の子をわずか8日目に亡くしています。
今回の上野と同様に、当時のメキシコも祝賀ムードが
一転大きな悲しみに包まれたとのことです。
ただ、チャプルテペックに贈られた貝貝と迎迎はとても
相性の良いペアだったため、その後も上記の通り次々と
子供が生まれていきました。
※ちなみに、双子が片方しか育たなかったのは、すり替え式の
飼育法を知らなかった当時ではある程度やむを得なかったと思います。
ワシントン条約の壁に阻まれたこともあり、今では
チャプルテペックも20歳を超える雌パンダ3頭④⑦⑧を
残すのみになってしまいましたが、上野動物園も
自然交配が可能な雄パンダと、出産して母乳を
与えられる雌パンダの相性が良ければ、きっと
チャプルテペックのように悲しみを乗り越えて
一大ファミリーを築いてくれることと信じています。
ガンバレ上野!!ガンバレ力力&真真!!
2012-07-14 00:43
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