梅梅の肉親たちの近況紹介② ~梅梅の孫編~ (2012.04.29~05.03他) [梅梅]
途中で分かれてしまいましたが、今回はいよいよ梅梅の孫たちの紹介に入ります。単純に年齢で並べると奇縁の子の思縁が最年長なのですが、誰の子だかわからなくなりそうだったので、親の年齢順に、奇珍の子8頭->奇縁の子5頭->良浜の子4頭・・・の順番で紹介していきます。ご了承下さい。それでは、まずは奇珍の子たちから紹介します。
と言うわけで、トップバッターは奇珍の第1子、珍大です。珍大は2006年8月7日生まれのオスで、映画「51」では楽水という名前で紹介されています。私が最後に珍大に逢ったのは成都基地で2010年のGWです。今も縁大(楽山)と共に暮らしていますので、詳しくは縁大の項目で紹介します。
続きましては、珍大の双子の弟で今年の映画の主役、五一です。
五一のエピソードは映画で有名になりましたので、ここでは割愛します。彼は今、成都基地の新エリア、1号獣舎でのんびりと暮らしています。
現在、ANAのハローツアーで五一のバックヤードに行くことのできるツアーを実施していますが、成都基地滞在中に何度か1号獣舎に入るツアーらしき日本人の方々を拝見しました。ネタバレになるので詳細は記載しませんが、とてもうらやましかったです。これから五一のANAツアーで成都基地に行かれる皆さま、彼が現地で待ってますよ。事前に顔を覚えて行くと愛着が倍増するかもしれません。
奇珍の次の子供は2008年生まれの双子の姉妹です。北京オリンピック期間中に生まれたため、2頭ともオリンピックマスコットキャラクターの名前が付けられました。まずは姉の方を紹介します。名前を貝貝と言います。
貝貝は以前このブログでも紹介しましたが、2010年の9月末から湖南省長沙にある長沙生態動物園にいます。昨年の8月に長沙を訪れたときには、元気に笹を食べる姿を見せてくれました。
貝貝の双子の妹は、名前を歓歓と言います。貝貝と歓歓は2008年の8月10日生まれです。現在歓歓は、同級生の圓子と共に、フランスのボーバル動物園に長期ブリーディングローン中です。
昨年のGWは、歓歓と圓子は成都基地の検疫所にいたため逢うことができませんでしたので、一昨年のGWに太陽産房を訪れたときが、今のところ私にとって歓歓を直接見た最新の姿です。私がパンダ抱っこをした初めてのパンダでもあり、とても愛着のあるパンダです。是非ともフランスで幸せに過ごして欲しいと思います。
次の奇珍の子供は、貝貝歓歓から2つ離れた2010年生まれの双子の姉弟、珍巧と珍好です。彼らは2010年8月6日に生まれました。現在は幼年エリアにいて、同級生7頭と母親役の娅娅と計8頭で、毎日じゃれあいながら暮らしていることと思います。
そして今のところ奇珍の一番小さな子は、2011年8月4日生まれの真真と巧巧の双子の姉弟です。先ほど紹介した通り、奇珍も太陽産房で母親役をしているのですが、奇珍の子供の真真と巧巧は2号獣舎にいて、成績の子供の績大と3頭まとめて大双が面倒を見ています。必ずしも自分の子供を見ているわけではないんですね。
真真は木の上で寝るのが大好きです。お気に入りの場所があるのですが、アドベンパンダランドのベランダよりも高い位置なので収納が大変だろうな~と思いました。一方の巧巧はとてもやんちゃさん。所狭しと走り回ったり大双にバトルを仕掛けたりして、この時は元気はつらつでした。
ここからは奇縁の子供5頭を順に紹介します。まずは思縁からです。思縁は梅梅の初孫で、2004年10月22日生まれ。梅梅が5歳0ヶ月で産んだ奇縁が5歳1ヶ月で産みましたので、梅梅はわずか10歳1ヶ月で初孫ができました。掲示にあるように、この飼育下での最年少初孫記録は未だに破られていません。
思縁は頬からあごにかけて少し小さく、両手(前足)の先が白い毛をしているので、すぐに見分けることができます。
もう思縁も今年で8歳になります。私が今回月亮産房にいる思縁を訪れたときには、体冷やしをしたり、屋外運動場内を所狭しと動き回ったりでんぐり返しをしたりと、繁殖行動の真っ最中でした。今年は無事自然交配を成功させたようですし、梅梅にとって初めてのひ孫ができる日もそう遠くないかもしれませんね。
次に奇縁が出産したのは2006年8月6日です。奇縁が縁大(楽山)と縁小の双子を出産し、奇珍が翌8月7日に珍大(楽水)と珍小(五一)を立て続けに出産したため、五一の体重と併せて当時かなり話題になりました。縁大は、成都基地→安吉竹博園→成都基地→無錫動物園(太湖歓楽園)と移動していますが、ずっと珍大と一緒に暮らしています。
無錫動物園の新聞中心によると、縁大と珍大は2010年9月からの1年レンタル契約だったのですが、来園者投票の結果1年の滞在延長が決まったとのことです。今回成都基地で縁大&珍大の2頭を見かけませんでしたので、恐らく今も無錫動物園にいるのではないでしょうか。ちなみに、リンク先の写真の左側が珍大で、右側が縁大です。下の写真は2010年に一時成都基地に戻っていたときの縁大の写真ですが、一緒に暮らす珍大よりも頬毛等にボリュームがあるのが見分けのポイントです。
続いて縁大(楽山)の双子の弟、縁小を紹介します。彼は昨年と変わらず成都動物園にいました。小さめの顔に大きなアイパッチが特徴的です。
映画「51」でも紹介された通り、五一とじゃれあっている内に骨折してしまい、下半身の毛を剃ってギブスを付けなければいけないほどの怪我をしてしまいましたが、今ではすっかり毛も生えそろって回復したようです。
※ちなみに、縁小骨折当時の熊猫之家ブログ記事はこちらです。手術時の写真等がありますので、苦手な方は閲覧をご遠慮下さい。
よく見れば、奇縁はメス→オスの双子→メスの双子と見事に交互に出産してますね。昨年のGWに、成都基地の2号獣舎で器用に竹を食べていた一番左にいるパンダは、奇縁が2008年に産んだ双子の姉妹の姉の方で、名前を奇福と言います。
奇福は同級生の妮妮(Ni Ni)と共に、昨年の11月に長沙生態動物園に移動しました。我々が長沙を訪れたのが昨年の8月で成都基地はGWですので、奇福とはちょうど昨年のGW以降入れ違いのような形になって逢えていません。
そこで、一昨年に成都基地幼年エリアで暮らしていたときの写真も使用しました。立ちポーズや下の写真のように大の字に寝転がって竹を食べる姿がとてもかわいくて印象的でした。
続いて奇福の双子の妹、奇妙です。以前紹介しましたが、奇福と奇妙は2008年7月26日生まれで、双子ということもありよく似た顔をしています。奇妙は同級生の蜀祥と共に2010年の12月にマカオ石排湾公園に送られました。写真は、昨年の8月にマカオ石排湾公園を訪問したときのものです。
奇妙の現在の名前は心心と言います。余談ですが、北京語読みは(Xin Xin)なので、日本語と発音にそんなに違和感は無いのですが、現地マカオの方言(広東語?)では(Sam Sam)と呼びます。同じく蜀祥は開開に名前が変わりました。北京語読みは(Kai Kai)ですが、マカオでは(Hoi Hoi)と発音しています。初めて聞いたときには訳がわかりませんでした。中国国内でも地方により言葉が通じないというのはよく聞きますが...。やはり中国は広いですね~。
と言うわけで、次はいよいよアドベン。良浜が産んだお馴染みの子供たちの出番です。彼らはいつもブログに登場させているので、今回の記事では少な目にしました。ご了承下さい。まずは2008年9月13日生まれの双子の姉弟、梅浜と永浜です。
こうして梅梅の孫たちの写真を並べていくと、梅ちゃんの顔の丸さと永くんの鼻の長さは際だっていますね。今日も元気に白浜で遊んで食べて眠っていることでしょう。
そして2年後の2010年8月11日に生まれた双子の兄妹がこちら、海浜と陽浜です。梅梅一族用の写真を撮っているのがわかったのか(そんな訳ありません)、5月20日の訪問時には、2頭ですべり台の上で仲良くポーズをとってくれました(^^)。
そして次は、雄浜の初めての子供、大毛です。彼は2008年9月1日に誕生しました。母親の毛毛は初産だったこともあり、うまく大毛を育てることができませんでしたが、飼育員さんの手によって無事に大きく成長し、2010年9月末からは、貝貝と共に長沙生態動物園にレンタル中です。
大毛の写真も昨年8月に長沙を訪れたときのものです。これも以前述べましたが、大毛は飼育下史上初の6世代目のパンダです。雄浜そっくりな風貌もかわいいです。雄浜ファンの私としては、これからの大毛の成長をとても期待しています。
なお、大毛には9月2日生まれの、双子の弟がいました(左記リンク先は熊猫之家)が、生まれたときの体重が40gと軽すぎたこともあり、生後約78時間後の9月5日に亡くなってしまいました。正式名かどうかわかりませんが、兄を大毛、亡くなった弟を二毛と呼び分けていたようです。
そして今回のトリを飾るのは、真ん中で舌を出しているこのパンダ、二喜です。二喜は秋浜の精子を人工授精した二Y頭が2010年7月26日に産んだ子供です。二喜は秋浜にとっては初めての子供ですが、実は二Y頭の第9子です。ただ二Y頭は体が弱く、第5子までは全て未成活であったこともあり、成長した子の中では二Y頭にとって今のところ唯一の息子です(娘は4頭健在です)。二喜は比較的早めの7月に生まれたからか、同級生の中では比較的からだが大きく、母親役の娅娅や他の子パンダたちにしょっちゅうケンカを仕掛けるほどやんちゃに成長しています。
下の写真は珍巧と珍好を紹介したときの写真の直後です。二喜の性格をよく表している1枚だと思ったので、室内の檻の中の写真ですがあえて採用しました。
というわけで、2回に分けて梅梅の母から孫まで計32頭を紹介しましたが、覚えて頂けましたか?親子兄弟の似ている点を探してみるのも面白いかもしれません。私もまた成都基地をはじめ各地に逢いに行って動画や写真を撮ってくるつもりですが、皆さまの個体識別に役立てば幸いです。
多くのパンダたちが出てきたので、今回の動画はどれにするか悩みましたが、2010年班の写真が少ないですよね。梅梅の孫たちが一番多く在籍する、成都基地幼年エリアにいる二喜、珍巧、珍好たち7頭と母親役の娅娅のミルクタイムの様子をご覧下さい。中国以外では見られない壮観です。
と言うわけで、トップバッターは奇珍の第1子、珍大です。珍大は2006年8月7日生まれのオスで、映画「51」では楽水という名前で紹介されています。私が最後に珍大に逢ったのは成都基地で2010年のGWです。今も縁大(楽山)と共に暮らしていますので、詳しくは縁大の項目で紹介します。
続きましては、珍大の双子の弟で今年の映画の主役、五一です。
五一のエピソードは映画で有名になりましたので、ここでは割愛します。彼は今、成都基地の新エリア、1号獣舎でのんびりと暮らしています。
現在、ANAのハローツアーで五一のバックヤードに行くことのできるツアーを実施していますが、成都基地滞在中に何度か1号獣舎に入るツアーらしき日本人の方々を拝見しました。ネタバレになるので詳細は記載しませんが、とてもうらやましかったです。これから五一のANAツアーで成都基地に行かれる皆さま、彼が現地で待ってますよ。事前に顔を覚えて行くと愛着が倍増するかもしれません。
奇珍の次の子供は2008年生まれの双子の姉妹です。北京オリンピック期間中に生まれたため、2頭ともオリンピックマスコットキャラクターの名前が付けられました。まずは姉の方を紹介します。名前を貝貝と言います。
貝貝は以前このブログでも紹介しましたが、2010年の9月末から湖南省長沙にある長沙生態動物園にいます。昨年の8月に長沙を訪れたときには、元気に笹を食べる姿を見せてくれました。
貝貝の双子の妹は、名前を歓歓と言います。貝貝と歓歓は2008年の8月10日生まれです。現在歓歓は、同級生の圓子と共に、フランスのボーバル動物園に長期ブリーディングローン中です。
昨年のGWは、歓歓と圓子は成都基地の検疫所にいたため逢うことができませんでしたので、一昨年のGWに太陽産房を訪れたときが、今のところ私にとって歓歓を直接見た最新の姿です。私がパンダ抱っこをした初めてのパンダでもあり、とても愛着のあるパンダです。是非ともフランスで幸せに過ごして欲しいと思います。
次の奇珍の子供は、貝貝歓歓から2つ離れた2010年生まれの双子の姉弟、珍巧と珍好です。彼らは2010年8月6日に生まれました。現在は幼年エリアにいて、同級生7頭と母親役の娅娅と計8頭で、毎日じゃれあいながら暮らしていることと思います。
そして今のところ奇珍の一番小さな子は、2011年8月4日生まれの真真と巧巧の双子の姉弟です。先ほど紹介した通り、奇珍も太陽産房で母親役をしているのですが、奇珍の子供の真真と巧巧は2号獣舎にいて、成績の子供の績大と3頭まとめて大双が面倒を見ています。必ずしも自分の子供を見ているわけではないんですね。
真真は木の上で寝るのが大好きです。お気に入りの場所があるのですが、アドベンパンダランドのベランダよりも高い位置なので収納が大変だろうな~と思いました。一方の巧巧はとてもやんちゃさん。所狭しと走り回ったり大双にバトルを仕掛けたりして、この時は元気はつらつでした。
ここからは奇縁の子供5頭を順に紹介します。まずは思縁からです。思縁は梅梅の初孫で、2004年10月22日生まれ。梅梅が5歳0ヶ月で産んだ奇縁が5歳1ヶ月で産みましたので、梅梅はわずか10歳1ヶ月で初孫ができました。掲示にあるように、この飼育下での最年少初孫記録は未だに破られていません。
思縁は頬からあごにかけて少し小さく、両手(前足)の先が白い毛をしているので、すぐに見分けることができます。
もう思縁も今年で8歳になります。私が今回月亮産房にいる思縁を訪れたときには、体冷やしをしたり、屋外運動場内を所狭しと動き回ったりでんぐり返しをしたりと、繁殖行動の真っ最中でした。今年は無事自然交配を成功させたようですし、梅梅にとって初めてのひ孫ができる日もそう遠くないかもしれませんね。
次に奇縁が出産したのは2006年8月6日です。奇縁が縁大(楽山)と縁小の双子を出産し、奇珍が翌8月7日に珍大(楽水)と珍小(五一)を立て続けに出産したため、五一の体重と併せて当時かなり話題になりました。縁大は、成都基地→安吉竹博園→成都基地→無錫動物園(太湖歓楽園)と移動していますが、ずっと珍大と一緒に暮らしています。
無錫動物園の新聞中心によると、縁大と珍大は2010年9月からの1年レンタル契約だったのですが、来園者投票の結果1年の滞在延長が決まったとのことです。今回成都基地で縁大&珍大の2頭を見かけませんでしたので、恐らく今も無錫動物園にいるのではないでしょうか。ちなみに、リンク先の写真の左側が珍大で、右側が縁大です。下の写真は2010年に一時成都基地に戻っていたときの縁大の写真ですが、一緒に暮らす珍大よりも頬毛等にボリュームがあるのが見分けのポイントです。
続いて縁大(楽山)の双子の弟、縁小を紹介します。彼は昨年と変わらず成都動物園にいました。小さめの顔に大きなアイパッチが特徴的です。
映画「51」でも紹介された通り、五一とじゃれあっている内に骨折してしまい、下半身の毛を剃ってギブスを付けなければいけないほどの怪我をしてしまいましたが、今ではすっかり毛も生えそろって回復したようです。
※ちなみに、縁小骨折当時の熊猫之家ブログ記事はこちらです。手術時の写真等がありますので、苦手な方は閲覧をご遠慮下さい。
よく見れば、奇縁はメス→オスの双子→メスの双子と見事に交互に出産してますね。昨年のGWに、成都基地の2号獣舎で器用に竹を食べていた一番左にいるパンダは、奇縁が2008年に産んだ双子の姉妹の姉の方で、名前を奇福と言います。
奇福は同級生の妮妮(Ni Ni)と共に、昨年の11月に長沙生態動物園に移動しました。我々が長沙を訪れたのが昨年の8月で成都基地はGWですので、奇福とはちょうど昨年のGW以降入れ違いのような形になって逢えていません。
そこで、一昨年に成都基地幼年エリアで暮らしていたときの写真も使用しました。立ちポーズや下の写真のように大の字に寝転がって竹を食べる姿がとてもかわいくて印象的でした。
続いて奇福の双子の妹、奇妙です。以前紹介しましたが、奇福と奇妙は2008年7月26日生まれで、双子ということもありよく似た顔をしています。奇妙は同級生の蜀祥と共に2010年の12月にマカオ石排湾公園に送られました。写真は、昨年の8月にマカオ石排湾公園を訪問したときのものです。
奇妙の現在の名前は心心と言います。余談ですが、北京語読みは(Xin Xin)なので、日本語と発音にそんなに違和感は無いのですが、現地マカオの方言(広東語?)では(Sam Sam)と呼びます。同じく蜀祥は開開に名前が変わりました。北京語読みは(Kai Kai)ですが、マカオでは(Hoi Hoi)と発音しています。初めて聞いたときには訳がわかりませんでした。中国国内でも地方により言葉が通じないというのはよく聞きますが...。やはり中国は広いですね~。
と言うわけで、次はいよいよアドベン。良浜が産んだお馴染みの子供たちの出番です。彼らはいつもブログに登場させているので、今回の記事では少な目にしました。ご了承下さい。まずは2008年9月13日生まれの双子の姉弟、梅浜と永浜です。
こうして梅梅の孫たちの写真を並べていくと、梅ちゃんの顔の丸さと永くんの鼻の長さは際だっていますね。今日も元気に白浜で遊んで食べて眠っていることでしょう。
そして2年後の2010年8月11日に生まれた双子の兄妹がこちら、海浜と陽浜です。梅梅一族用の写真を撮っているのがわかったのか(そんな訳ありません)、5月20日の訪問時には、2頭ですべり台の上で仲良くポーズをとってくれました(^^)。
そして次は、雄浜の初めての子供、大毛です。彼は2008年9月1日に誕生しました。母親の毛毛は初産だったこともあり、うまく大毛を育てることができませんでしたが、飼育員さんの手によって無事に大きく成長し、2010年9月末からは、貝貝と共に長沙生態動物園にレンタル中です。
大毛の写真も昨年8月に長沙を訪れたときのものです。これも以前述べましたが、大毛は飼育下史上初の6世代目のパンダです。雄浜そっくりな風貌もかわいいです。雄浜ファンの私としては、これからの大毛の成長をとても期待しています。
なお、大毛には9月2日生まれの、双子の弟がいました(左記リンク先は熊猫之家)が、生まれたときの体重が40gと軽すぎたこともあり、生後約78時間後の9月5日に亡くなってしまいました。正式名かどうかわかりませんが、兄を大毛、亡くなった弟を二毛と呼び分けていたようです。
そして今回のトリを飾るのは、真ん中で舌を出しているこのパンダ、二喜です。二喜は秋浜の精子を人工授精した二Y頭が2010年7月26日に産んだ子供です。二喜は秋浜にとっては初めての子供ですが、実は二Y頭の第9子です。ただ二Y頭は体が弱く、第5子までは全て未成活であったこともあり、成長した子の中では二Y頭にとって今のところ唯一の息子です(娘は4頭健在です)。二喜は比較的早めの7月に生まれたからか、同級生の中では比較的からだが大きく、母親役の娅娅や他の子パンダたちにしょっちゅうケンカを仕掛けるほどやんちゃに成長しています。
下の写真は珍巧と珍好を紹介したときの写真の直後です。二喜の性格をよく表している1枚だと思ったので、室内の檻の中の写真ですがあえて採用しました。
というわけで、2回に分けて梅梅の母から孫まで計32頭を紹介しましたが、覚えて頂けましたか?親子兄弟の似ている点を探してみるのも面白いかもしれません。私もまた成都基地をはじめ各地に逢いに行って動画や写真を撮ってくるつもりですが、皆さまの個体識別に役立てば幸いです。
多くのパンダたちが出てきたので、今回の動画はどれにするか悩みましたが、2010年班の写真が少ないですよね。梅梅の孫たちが一番多く在籍する、成都基地幼年エリアにいる二喜、珍巧、珍好たち7頭と母親役の娅娅のミルクタイムの様子をご覧下さい。中国以外では見られない壮観です。
2012-06-05 22:28
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コメント(2)
とうちゃんさん
おはようございます。
とても詳しいパンダ紹介でうれしいです。
たくさんのかわいいパンダちゃんが登場しますね。
私もこのブログで「梅梅」関係のパンダちゃん達を改めて勉強しますね。
「梅梅」関係のパンダちゃん達はかわいいですよね。
私も、みんな大好きです。
2008年に、珍大、縁大、五一に会った時に、かわいくて驚きました。
by こぐまちゃんちゃん (2012-06-09 09:30)
>とどちゃん(こぐまちゃんちゃん)さん
引き続きnice!&コメントありがとうございます。
梅梅の家系は、大家族の割には両親は野生出身で
自身の子孫もまだ孫までですし、ペアの相手が
限られているので、これでも比較的簡単な方だと
思います。お役に立てば幸いです。
2006年班も、それぞれに特徴が会ってかわいいですよね。
私が初めて成都基地に行ったのが2007年でしたので、
ちょうど幼稚園エリアで遊んでいたのが娅仔や梅梅の孫たちでした。
皆既日食時に幼稚園エリアだった2008年班や、
今年娅娅とタケノコでの宴会を見せてくれた2010年班と並んで
私にとっても本当に印象深い子たちです。
2011年班も12頭と大勢いますので、どんなパフォーマンスを
見せてくれるんでしょうね。これからも楽しみです。
by tochan (2012-06-09 21:44)