SSブログ

梅梅の肉親たちの近況紹介② ~梅梅の孫編~ (2012.04.29~05.03他) [梅梅]

 途中で分かれてしまいましたが、今回はいよいよ梅梅の孫たちの紹介に入ります。単純に年齢で並べると奇縁の子の思縁が最年長なのですが、誰の子だかわからなくなりそうだったので、親の年齢順に、奇珍の子8頭->奇縁の子5頭->良浜の子4頭・・・の順番で紹介していきます。ご了承下さい。それでは、まずは奇珍の子たちから紹介します。
4-01-1珍大01.jpg
と言うわけで、トップバッターは奇珍の第1子、珍大です。珍大は2006年8月7日生まれのオスで、映画「51」では楽水という名前で紹介されています。私が最後に珍大に逢ったのは成都基地で2010年のGWです。今も縁大(楽山)と共に暮らしていますので、詳しくは縁大の項目で紹介します。
4-01-2珍大02.jpg
続きましては、珍大の双子の弟で今年の映画の主役、五一です。
4-02-0五一00.jpg
五一のエピソードは映画で有名になりましたので、ここでは割愛します。彼は今、成都基地の新エリア、1号獣舎でのんびりと暮らしています。
4-02-1五一01.jpg
現在、ANAのハローツアーで五一のバックヤードに行くことのできるツアーを実施していますが、成都基地滞在中に何度か1号獣舎に入るツアーらしき日本人の方々を拝見しました。ネタバレになるので詳細は記載しませんが、とてもうらやましかったです。これから五一のANAツアーで成都基地に行かれる皆さま、彼が現地で待ってますよ。事前に顔を覚えて行くと愛着が倍増するかもしれません。
4-02-2五一02.jpg
 奇珍の次の子供は2008年生まれの双子の姉妹です。北京オリンピック期間中に生まれたため、2頭ともオリンピックマスコットキャラクターの名前が付けられました。まずは姉の方を紹介します。名前を貝貝と言います。
4-03-1_貝貝.jpg
貝貝は以前このブログでも紹介しましたが、2010年の9月末から湖南省長沙にある長沙生態動物園にいます。昨年の8月に長沙を訪れたときには、元気に笹を食べる姿を見せてくれました。
4-03-2_貝貝.jpg
貝貝の双子の妹は、名前を歓歓と言います。貝貝と歓歓は2008年の8月10日生まれです。現在歓歓は、同級生の圓子と共に、フランスのボーバル動物園に長期ブリーディングローン中です。
4-04-1歓歓01.jpg
昨年のGWは、歓歓と圓子は成都基地の検疫所にいたため逢うことができませんでしたので、一昨年のGWに太陽産房を訪れたときが、今のところ私にとって歓歓を直接見た最新の姿です。私がパンダ抱っこをした初めてのパンダでもあり、とても愛着のあるパンダです。是非ともフランスで幸せに過ごして欲しいと思います。
4-04-2歓歓02.jpg
 次の奇珍の子供は、貝貝歓歓から2つ離れた2010年生まれの双子の姉弟、珍巧と珍好です。彼らは2010年8月6日に生まれました。現在は幼年エリアにいて、同級生7頭と母親役の娅娅と計8頭で、毎日じゃれあいながら暮らしていることと思います。
4-05-1&06-1珍巧&珍好01.jpg
 そして今のところ奇珍の一番小さな子は、2011年8月4日生まれの真真と巧巧の双子の姉弟です。先ほど紹介した通り、奇珍も太陽産房で母親役をしているのですが、奇珍の子供の真真と巧巧は2号獣舎にいて、成績の子供の績大と3頭まとめて大双が面倒を見ています。必ずしも自分の子供を見ているわけではないんですね。
4-07-1_真真.jpg
真真は木の上で寝るのが大好きです。お気に入りの場所があるのですが、アドベンパンダランドのベランダよりも高い位置なので収納が大変だろうな~と思いました。一方の巧巧はとてもやんちゃさん。所狭しと走り回ったり大双にバトルを仕掛けたりして、この時は元気はつらつでした。
4-08-1_巧巧.jpg

 ここからは奇縁の子供5頭を順に紹介します。まずは思縁からです。思縁は梅梅の初孫で、2004年10月22日生まれ。梅梅が5歳0ヶ月で産んだ奇縁が5歳1ヶ月で産みましたので、梅梅はわずか10歳1ヶ月で初孫ができました。掲示にあるように、この飼育下での最年少初孫記録は未だに破られていません。
5-01-0_思縁00.jpg
思縁は頬からあごにかけて少し小さく、両手(前足)の先が白い毛をしているので、すぐに見分けることができます。
5-01-1_思縁01.jpg
もう思縁も今年で8歳になります。私が今回月亮産房にいる思縁を訪れたときには、体冷やしをしたり、屋外運動場内を所狭しと動き回ったりでんぐり返しをしたりと、繁殖行動の真っ最中でした。今年は無事自然交配を成功させたようですし、梅梅にとって初めてのひ孫ができる日もそう遠くないかもしれませんね。
5-01-2_思縁02.jpg
 次に奇縁が出産したのは2006年8月6日です。奇縁が縁大(楽山)と縁小の双子を出産し、奇珍が翌8月7日に珍大(楽水)と珍小(五一)を立て続けに出産したため、五一の体重と併せて当時かなり話題になりました。縁大は、成都基地→安吉竹博園→成都基地→無錫動物園(太湖歓楽園)と移動していますが、ずっと珍大と一緒に暮らしています。
5-02-1縁大01.jpg
無錫動物園の新聞中心によると、縁大と珍大は2010年9月からの1年レンタル契約だったのですが、来園者投票の結果1年の滞在延長が決まったとのことです。今回成都基地で縁大&珍大の2頭を見かけませんでしたので、恐らく今も無錫動物園にいるのではないでしょうか。ちなみに、リンク先の写真の左側が珍大で、右側が縁大です。下の写真は2010年に一時成都基地に戻っていたときの縁大の写真ですが、一緒に暮らす珍大よりも頬毛等にボリュームがあるのが見分けのポイントです。
5-02-2縁大02.jpg
 続いて縁大(楽山)の双子の弟、縁小を紹介します。彼は昨年と変わらず成都動物園にいました。小さめの顔に大きなアイパッチが特徴的です。
5-03-1_縁小01.jpg
映画「51」でも紹介された通り、五一とじゃれあっている内に骨折してしまい、下半身の毛を剃ってギブスを付けなければいけないほどの怪我をしてしまいましたが、今ではすっかり毛も生えそろって回復したようです。
※ちなみに、縁小骨折当時の熊猫之家ブログ記事はこちらです。手術時の写真等がありますので、苦手な方は閲覧をご遠慮下さい。
5-03-2_縁小02.jpg
 よく見れば、奇縁はメス→オスの双子→メスの双子と見事に交互に出産してますね。昨年のGWに、成都基地の2号獣舎で器用に竹を食べていた一番左にいるパンダは、奇縁が2008年に産んだ双子の姉妹の姉の方で、名前を奇福と言います。
5-04-1_奇福01.jpg
奇福は同級生の妮妮(Ni Ni)と共に、昨年の11月に長沙生態動物園に移動しました。我々が長沙を訪れたのが昨年の8月で成都基地はGWですので、奇福とはちょうど昨年のGW以降入れ違いのような形になって逢えていません。
5-04-4_奇福04.jpg
そこで、一昨年に成都基地幼年エリアで暮らしていたときの写真も使用しました。立ちポーズや下の写真のように大の字に寝転がって竹を食べる姿がとてもかわいくて印象的でした。
5-04-5奇福05.jpg
 続いて奇福の双子の妹、奇妙です。以前紹介しましたが、奇福と奇妙は2008年7月26日生まれで、双子ということもありよく似た顔をしています。奇妙は同級生の蜀祥と共に2010年の12月にマカオ石排湾公園に送られました。写真は、昨年の8月にマカオ石排湾公園を訪問したときのものです。
5-05-1_奇妙20110817.jpg
奇妙の現在の名前は心心と言います。余談ですが、北京語読みは(Xin Xin)なので、日本語と発音にそんなに違和感は無いのですが、現地マカオの方言(広東語?)では(Sam Sam)と呼びます。同じく蜀祥は開開に名前が変わりました。北京語読みは(Kai Kai)ですが、マカオでは(Hoi Hoi)と発音しています。初めて聞いたときには訳がわかりませんでした。中国国内でも地方により言葉が通じないというのはよく聞きますが...。やはり中国は広いですね~。
5-05-2_奇妙20110818.jpg

 と言うわけで、次はいよいよアドベン。良浜が産んだお馴染みの子供たちの出番です。彼らはいつもブログに登場させているので、今回の記事では少な目にしました。ご了承下さい。まずは2008年9月13日生まれの双子の姉弟、梅浜と永浜です。
6-01-1_梅浜01.jpg
こうして梅梅の孫たちの写真を並べていくと、梅ちゃんの顔の丸さと永くんの鼻の長さは際だっていますね。今日も元気に白浜で遊んで食べて眠っていることでしょう。
6-02-1_永浜01.jpg
そして2年後の2010年8月11日に生まれた双子の兄妹がこちら、海浜と陽浜です。梅梅一族用の写真を撮っているのがわかったのか(そんな訳ありません)、5月20日の訪問時には、2頭ですべり台の上で仲良くポーズをとってくれました(^^)。
6-03-1海浜_6-04-1陽浜01.jpg
 そして次は、雄浜の初めての子供、大毛です。彼は2008年9月1日に誕生しました。母親の毛毛は初産だったこともあり、うまく大毛を育てることができませんでしたが、飼育員さんの手によって無事に大きく成長し、2010年9月末からは、貝貝と共に長沙生態動物園にレンタル中です。
7-01-1_大毛01.jpg
大毛の写真も昨年8月に長沙を訪れたときのものです。これも以前述べましたが、大毛は飼育下史上初の6世代目のパンダです。雄浜そっくりな風貌もかわいいです。雄浜ファンの私としては、これからの大毛の成長をとても期待しています。
7-01-2_大毛02.jpg
なお、大毛には9月2日生まれの、双子の弟がいました(左記リンク先は熊猫之家)が、生まれたときの体重が40gと軽すぎたこともあり、生後約78時間後の9月5日に亡くなってしまいました。正式名かどうかわかりませんが、兄を大毛、亡くなった弟を二毛と呼び分けていたようです。

そして今回のトリを飾るのは、真ん中で舌を出しているこのパンダ、二喜です。二喜は秋浜の精子を人工授精した二Y頭が2010年7月26日に産んだ子供です。二喜は秋浜にとっては初めての子供ですが、実は二Y頭の第9子です。ただ二Y頭は体が弱く、第5子までは全て未成活であったこともあり、成長した子の中では二Y頭にとって今のところ唯一の息子です(娘は4頭健在です)。二喜は比較的早めの7月に生まれたからか、同級生の中では比較的からだが大きく、母親役の娅娅や他の子パンダたちにしょっちゅうケンカを仕掛けるほどやんちゃに成長しています。

下の写真は珍巧と珍好を紹介したときの写真の直後です。二喜の性格をよく表している1枚だと思ったので、室内の檻の中の写真ですがあえて採用しました。
8-01-1_二喜.jpg

というわけで、2回に分けて梅梅の母から孫まで計32頭を紹介しましたが、覚えて頂けましたか?親子兄弟の似ている点を探してみるのも面白いかもしれません。私もまた成都基地をはじめ各地に逢いに行って動画や写真を撮ってくるつもりですが、皆さまの個体識別に役立てば幸いです。

多くのパンダたちが出てきたので、今回の動画はどれにするか悩みましたが、2010年班の写真が少ないですよね。梅梅の孫たちが一番多く在籍する、成都基地幼年エリアにいる二喜、珍巧、珍好たち7頭と母親役の娅娅の

ミルクタイムの様子をご覧下さい。中国以外では見られない壮観です。


nice!(1)  コメント(2) 

梅梅の肉親たちの近況紹介①~親子兄姉妹編(2012.04.29~05.03他) [梅梅]

 以前も書いたかもしれませんが、私がジャイアントパンダを好きになるきっかけとなったのが、アドベンで活発に動く梅梅、良浜そして幼かった雄浜を見たことでした。その梅梅も今は亡くなりましたが、梅梅の一族は成都基地で、アドベンで、そして世界各地で元気に暮らしています。そこで今回は、過去私が逢ったことのある梅梅の2親等以内のパンダたち32頭に絞って、最新状況を写真を交えながら一気に紹介します。

※可能な限り今年撮りたての写真を使っていますが、亡くなっている梅梅自身はもちろん生前のものです。そして今年逢えなかったパンダや移動して成都にいない一部のパンダは、日付を記載して以前の写真を使用しています。一部このブログで過去紹介した写真や内容が重複していますが、ご了承下さい。
0-1_梅梅.jpg
 梅梅は1994年8月31日に成都動物園で生まれました。梅梅の父母は共に野生出身なので、梅梅の祖父母の詳細はもちろん不明です。そこでまずは梅梅の両親から紹介します。

 梅梅の父の林楠は推定1984年生まれで元々は白水江出身の野生パンダです。後に最終所属は臥龍になるのですが、梅梅が生まれた当時は1992年から3年間の白水江から成都動物園へのレンタル中でした。ちなみに、林楠にとって蜀蘭と梅梅の双子の姉妹が初めての子供です。なお、残念ながら林楠は既に2004年7月に八達嶺の野生動物世界で亡くなっています。もちろん私は直接逢ったことがありませんし、調べてみましたが今のところ"これが林楠"と断定出来る写真はありませんでしたので、姿を紹介出来るものがありません。ご了承下さい(もしご存じの方がいたら教えてください)。

 続いて、梅梅の母は以前も紹介しましたが蘇蘇といいます。蘇蘇は四川省馬辺自治県出身の野生パンダで1983年生まれと推定されています。
1-01-1.jpg
彼女は5子を産み、そのうち科比、蜀蘭、梅梅の1男2女が無事育っています。一時他の施設に貸し出されていましたが、2010年6月に成都に帰ってきました。
1-01-2.jpg
既に蘇蘇も29歳。年齢を経た風貌になっていますが、今年も成都動物園で元気そうな姿を見せてくれました。昨年は座って竹を食べる様子も見せてくれましたので、その時の様子も紹介します。
1-01-3.jpg

 次に、ここからは梅梅の兄弟姉妹たちを紹介します。蘇蘇の第1子と第2子は未成活(死産or生後半年以内に死亡と定義します)だったので、第3子の科比が異父兄ではありますが梅梅の唯一の兄にあたります。
※成都基地に看板明示のあったパンダは、極力掲示と併せて紹介します。
2-01-0.jpg
科比は私のブログでも以前紹介したことがありますが、体重140kgを超えていて成都基地でも最大級のパンダです。
2-01-1.jpg
そんな科比も永明と同級生なので今年20歳になりますが、今回も産房エリアで元気に暮らしていました。
2-01-2.jpg
 続いては梅梅の双子の姉、蜀蘭の紹介です。単なるケアレスミスだと思いますが、成都基地の掲示に記載した生年月日が1994年9月30日になってました。正しくは1994年8月31日生まれ※です。
※梅梅と双子なので、当然生年月日は同じか時間差で±1日ずれる程度じゃないと矛盾がありますよね。
2-02-0.jpg
林楠と蘇蘇との間に生まれたのは蜀蘭&梅梅姉妹だけでしたので、梅梅にとってはこの蜀蘭が唯一の同父母姉になります。
2-02-1.jpg
蜀蘭は2002年に蘭宝、2004年には蘭崽の雄パンダ2頭を出産していますが、その後は子宝に恵まれていません。今年こそ子供が生まれると良いですね。
2-02-3.jpg
 そして、梅梅には異母弟妹が9頭いますが、そのうち4頭の妹が無事に育ち、それぞれ別の場所で暮らしています。私が逢ったことがあるのは、成都基地で暮らす嬌子です。彼女は1995年8月21日生まれの今年17歳。残念ながら今年は逢えませんでしたが、一昨年に見せてくれた元気な姿を紹介します。
2-03-1.jpg
残りの3頭の妹は、アトランタの倫倫(Lun Lun:1997年8月25日生まれ)、ワシントンスミソニアンの美香(Mei Xiang:1998年7月22日生まれ)、そして碧峰峡の優優(You You:1998年8月3日生まれ)です。私は彼女たちには直接逢ったことがありませんので、残念ながら直接紹介出来る写真はありません。もしよろしければ、リンク先にある施設公式HPの写真や動画で顔をご確認下さい。

 それではどんどん続けます。今度は梅梅の子供たちです。いよいよ白浜ファミリーが出てきますね!!まず最初は奇珍です。
3-01-1.jpg
奇珍は1999年9月4日生まれですので、早いものでもう今年13歳になります。すっかり有名な話になりましたが、初産だった梅梅がうまく子育てできずに7針縫う大怪我をさせてしまい、そこから無事助かったことから七針と中国語で発音の近い奇珍という名前になりました。
3-01-2.jpg
奇珍は既に4男4女の8頭を産んだベテランお母さんです。昨年も双子を出産し、現在はパンダ抱っこで有名な太陽産房の大熊猫幼稚園にいて、別のお母さんが産んだ3頭の昨年生まれの子パンダを育てています。下の写真の子パンダは、成績の子供で績小(六一)といいます。余談ですが、今一番観光客が集まる目立つエリアにいますので、ダイナースクラブが発行する「SIGNATURE」という冊子の2012年6月号の表紙に採用されたのは奇珍だと私は思っています。興味のある方は、SIGNATURE No.70の表紙写真、と上の写真を比較して下さい。
3-01-3.jpg
 続きまして、奇珍の双子の妹の奇縁を紹介します。細かい話ですが、掲示上は1999年9月4日生まれとなっていますが、確か奇珍出産後、日付をこえて(1時27分)出産したはずですので、9月5日生まれが正しいと思います。
3-02-0.jpg
今回は奇縁がどこにいるのかよくわからず、更に亜成年エリアにいるとわかってからも、いつも草や木で視界から遠く離れた奥の方で食事をしたり寝たりしていたので、ほとんど見ることができませんでした。
3-02-1.jpg
ようやく見ることができたのは最終日の5月3日で、しかも土砂降りの中で寝っ転がってタケノコを食べているところでした。そのまますぐにいなくなってしまいましたので、今回の奇縁の写真は寝食いシーンのみになってしまいました...。
3-02-2.jpg
一昨年には太陽産房で笹を食べるシーンが見られましたので、その時の写真も一枚紹介します。彼女は現在までに2男3女を出産しています。
3-02-3.jpg
 お次はいよいよお馴染み!!この看板です。
3-03-0.jpg
アドベンで初めて生まれた良浜は梅梅の第3子。奇珍、奇縁姉妹と同じく父は哈蘭(哈藍)です。ご承知の通り、良浜も姉たちに負けずに2男2女を出産しており、今年も永明との自然交配を成功させているので、出産が期待されます。
3-03-1.jpg
今回は、先日5月20日に訪問したときの写真を採用しましたが、この時はタケノコシーズン真っ最中!!嬉しそうにタケノコを食べていました。
3-03-2.jpg
 良浜の次は梅梅の第四子にして初めての男の子、そして永明との間に初めて生まれた子である雄浜の紹介です。ご承知のことと思いますが、雄浜は飼育下で世界で初めて冬季(12月)に生まれたパンダです。また看板の説明文にある通り、永明が飼育下四世代目のパンダなのですが、当時他の四世代目のパンダにまだ子供が生まれていなかったため、雄浜は飼育下で世界初の五世代目のパンダという記録も持っています。
3-04-01.jpg
今回の成都訪問時、雄浜は成年エリアにいましたが、繁殖行動のピークではないかな?と言うような行動を見せていました。観客側から遥か遠くにある隣のエリアとの境界線付近で、何度も往復する行動を見せていたからです。
3-04-03.jpg
飼育員さんがパンダケーキで雄浜を呼んだときに、ようやくこちらにやって来たのですが、パンダケーキには結局興味を示しませんでした。これも繁殖ピーク時に見られる特徴の一つですが、口から白い泡を出しているのが見えるでしょうか。
3-04-04.jpg
夕方になって新鮮なタケノコを投げ入れてくれたので、ようやく近くに雄浜がやってきてくれました\(^^)/。
3-04-06.jpg
先日紹介した泰山もきれいな目をしていましたが、私は雄浜がこちらを見つめるときのあどけない目が大好きです(^^)。結局今年は繁殖活動に参加しなかったらしいのですが、まだ今年11歳です。これからの繁殖に期待しています。
3-04-07.jpg
 その次は、日本初の双子パンダの兄、隆浜を紹介します。梅梅の双子同時子育てのエピソードは、掲示にしっかりと書かれていましたので、読みにくいかもしれませんがご参照下さい。
3-05-00.jpg
隆浜は昨年と同じく、14号獣舎の手前側にいました。ここは入口から一番近く、歩いて上がったり帰る直前の観光客がよく訪れます。
3-05-01.jpg
高温時や清掃時等には隣接する屋内エリアに入りますが、ここも一般客が見ることができます。天候や時間帯によらず、一日中見ることができるのは嬉しいです。
3-05-02.jpg
ですので、マイペースな隆浜が屋外側からこのように壁に顔を突っ込んで寝ていても、
3-05-03.jpg
屋内側から見ればこの通り。真っ正面で見放題でした(^^)。
3-05-04.jpg
隆浜も今年で9歳になります。今年はついに採精を行うことが出来たと伺っています。秋浜に先を越されたものの、隆浜の子供も是非とも見てみたいですね。
3-05-06.jpg
 お次は双子の弟秋浜ですが、何故か繁育基地の秋浜のエリアには別パンダの掲示がありました...。しょうがないので、アドベン時代の看板を使ってみました。懐かしいですね。
3-06-0.jpg
成都からの速報でお知らせした通り、秋浜は成都基地の月亮産房にいて、相変わらずの社長ポーズで出迎えてくれました。
3-06-01.jpg
タケノコを食べるときに、一見パンダ座りをしているように見せかけて、丸太にもたれて座っているのもいつも通りですね(^^;)。
3-06-03.jpg
これも成都からお知らせした通称"パンダ釣り"のシーンです。
3-06-06.jpg
パンダケーキにつられて中央までやってくるのですが、先日お知らせした通り、この後立ち上がらないまま飼育員さんからパンダケーキをもらっていました。
3-06-07.jpg
というわけで、どうやらまだ自然交配能力はなさそうですが、小耳に挟んだ情報では今年も人工授精には参加しているようです。次回出てきますが、人工受精でできた子供の二喜も逞しく、そして可愛く成長しています。白浜四兄弟の中で今年唯一産房エリアにいましたし、これからも元気に繁殖活動頑張って欲しいと思いました。
3-06-11.jpg
 そして、次の弟の幸浜も成都基地に掲示がなかったので、懐かしのアドベン看板で紹介をはじめます。
3-07-0.jpg
幸浜がアドベンをあとにしてから早2年。もう今年で7歳になるんですね。今年は残念ながらまだ繁殖活動に参加しなかったようです。
3-07-01.jpg
体は一回り大きくなった気がしますが、こちらを見つめる目は昔のままでかわいいですね。
3-07-04.jpg
幸浜が今回いたのは14号獣舎の2つあるエリアの奥の方でした。元々遠いのでかなりの倍率でないと見にくいのですが、今年は草木が生えすぎです(^^;)。屋外に出ると隆浜側から見ることはほぼ不可能に近い状態でした...。
3-07-05.jpg
というわけで、屋外のシーンは、いつも通りに三脚を伸ばして3mぐらいありそうな塀の上から撮ってきました。幸浜はとても気持ちよさそうに微睡んでいました。
3-07-06.jpg
以前紹介したように、屋内で食事をするときが幸浜のファンサービスタイム!!しっかりとお客さんから見えるようにポーズをとりながらタケノコを食べていました。ただ、お客さんのマナーが悪く、相変わらずガラスは叩くしフラッシュの嵐...。隆浜の屋内エリアにはフラッシュ禁止の明示があるのですが、幸浜の屋内エリアにはフラッシュ禁止の明示がなく、無法地帯と化しています。是非とも全てのガラスにフラッシュ禁止&ガラス面を叩かない旨の明示を期待します。
3-07-07.jpg
 そして次は再び日本に戻って、愛浜明浜の紹介です。まずは愛浜からです。
3-08-0.jpg
愛浜は、先日5月20日のアドベン訪問時にはバックヤードツアーの担当でした。機嫌良くお客さんのリクエストに応えて、きれいな2足立ちを披露してくれました。
3-08-1.jpg
昼からは屋内運動場に出てきて、タケノコをもらってご満悦です。愛浜も今年でもう6歳ですね。お婿さんが来るのか?それとも成都に行くことになるのか?これからの動向に注目です。
3-08-2.jpg
 梅梅の最後の子供は、やはりアドベン在住のこの方、明浜です。
3-09-0.jpg
ご承知のことと思いますが、明浜は愛浜と共に2006年の12月23日に生まれました。飼育下史上初の冬季双子出産であり、1年を1月1日~12月31日で見た場合に、明浜が飼育下で最も遅い誕生日のパンダということになります。
3-09-1.jpg
この日(5月20日)はウェイクアップタイムで屋外運動場担当だった明くん。大きなタケノコをもらって、目を閉じながら最後まで味わってました。
3-09-2.jpg
どうですか、本当においしそうな顔だと思いませんか。明くんも間もなく大人の仲間入りをすることでしょう。いいお嫁さんが見つかることを期待しています。
3-09-3.jpg

 さぁこれから孫も!!というところで、ブログの文字制限で引っかかりましたので、ここで2つに分けます。母親の蘇蘇から末っ子の明浜まで一気に紹介してみましたが、いかがでしょうか。住んでいるところが異なりますので、一カ所でまとめて顔写真入りで紹介されているケースはあまりないと思います。次回は世界中で暮らしている19頭の孫たちを順番に紹介していきます。お楽しみに。

参考までに、梅梅一族の家系図を簡単に書いてみました。


nice!(1)  コメント(11) 

あれから3年(2011.10.15) [梅梅]

 ご承知の方が多いと思いますが、10月15日は我々にたくさんの癒しと想い出を与えてくれたスーパーマザー梅梅の命日でした。あれから3年、ようやく命日が土日に回ってきましたので、梅梅が亡くなってから初めて命日にアドベンに行って参りました。
001.jpg
上の写真は梅梅が亡くなった直後に設置された献花台です。もちろん今では献花台はありませんが、梅梅は剥製となってパンダランド入口に帰って来ています。
002.jpg
剥製のそばには、お客さんが持参されたと思われる花束やリンゴ、ニンジンが供えられていました。今でも梅梅はみんなに愛されているんだな~と思いました。

この日はあいにくの大雨でしたが、園内にある慰霊碑にも初めて
お参りさせて頂きました。
003.jpg
慰霊碑には梅梅以外にも多くの亡くなった動物が祀られていますが、この日は梅梅の命日だったからでしょう、梅梅の好きだったリンゴや孟宗竹が供えられていました。平静を保ちながらお祈りをさせて頂きましたが、どうしても想い出があふれ出てきます。
101.jpg
102.jpg
103.jpg
104.jpg
105.jpg
この10月4日が、私が生前に梅梅を見た最後の日です。以前にも書きましたが、梅梅の魂は今もパンダランドにいて、良浜をはじめとする子孫達を見守り続けているんじゃないかなと私は思っています。

今回の良浜の子育てぶりを見て、きっと梅梅も安心したことでしょう。
安らかに、梅梅。
106.jpg

※次回は”落ちて滑って、じゃれあって”に戻ります。乞うご期待。
nice!(0)  コメント(0) 

わかやまでナイト称号授与式(2011.07.24) [梅梅]

 この度、永明、梅梅、良浜のパンダファミリー3頭に和歌山県勲功錫(わかやまでナイト)の称号が贈られ、この間の日曜日、7月24日にアドベンパンダランド屋外運動場において、称号授与式が行われました。その時の様子を紹介いたします。

001.jpg
002.jpg
称号授与式を伝える横断幕とポスターです。何度か見たことのある写真ですが、梅梅の姿が懐かしいです。

003.jpg
004.jpg
式典の様子です。今回は知事や西牟婁振興局長が主催者側です。先日選ばれたゆるキャラが早速登場です。(名前ご存じの方教えてください)

005.jpg
そして式典がスタート。偉い方々のご挨拶はバッサリと切り捨てて(すみません...)、仁坂知事から永明へ勲功錫の賞状を授与しているところです。代理で末永所長が受け取られました。
006.jpg
続いて勲章の授与です。

007.jpg
ちなみに、この勲章は和歌山県の県章になっているようです。
008.jpg
ちょうど勲章をもらったところで、永明が式典の壇上に向いて座って竹を食べ始めました。まるで、賞をもらったのがわかっているような、どや顔ポーズです。
101.jpg
そして飼育スタッフへの感謝状授与です。102.jpg
感謝状もアップにしてみました。
103.jpg
201.jpg
これだけパンダファミリーが広がったのは、歴代スタッフのご苦労とこの3頭の功績があってこそですよね。式典には永明のみの参加でしたが、動画には良浜と梅梅のシーンを織り込んでみました。もし良かったらご覧下さい。


動画はこちらをご覧下さい


nice!(0)  コメント(2) 

シャープな新すべり台(2007.12.23) [梅梅]

この日の最後は久々に永明が主役です(あまり主役にできずにごめんね)。新しいすべり台ができてまだ4日目、まだあまりみんな慣れていない様子でした。すべり台の角度が急だからでしょうか?滑っているところをあまり見かけません。ところが、すべり台に慣れてもらおうと飼育員さんがすべり台におやつを置いていたのが功を奏したのか、閉園間際に永明が滑ってくれました。良浜のようにお尻から奇麗に...というわけではありませんが、永明の恐る恐るのすべり台シーンをご覧下さい。
動画はこちらをご覧下さい(05分00秒)
11668387.jpg

2007-12-23 14:08

nice!(0)  コメント(0) 

頑張らなくっちゃ(`∩´)Ω[音無](2007.04.21) [梅梅]

4月10日頃から梅梅&愛浜&明浜の展示場所が公開産室より屋内運動場へ移動したことで、永明は良浜と交替のPM半日展示となっています。そのような事情もあり、この日のバックヤードツアーの担当パンダは永明でした。今はとにかくバックヤードツアーは大人気で、30人の定員は開園と同時に"瞬殺"売り切れ状態でした。ツアーの内容は参加してのお楽しみということで、申し訳ありませんが音声はOFFにしています。

私にとって永明のバックヤードツアーは約3年ぶりで、おやつのリンゴを上げるようになってからは初めてでした。屋内運動場でもたまに見せますが、寝転がって竹を食べる姿を披露してくれました。今や7頭の子供たちが各地で元気に過ごしている永明お父さんには不適切かもしれませんがとても愛らしいですね。目立たないですがお父さんもお仕事頑張ってますよ!!
動画はこちらをご覧下さい(03分17秒)


nice!(0)  コメント(0) 

GW NIGHT ADVENTURE 2006(2006.05.03) [梅梅]

今年もゴールデンウィークは夜間営業を行ってました。昼間とは場所が変わって、屋外運動場の狭い方には梅梅が入りました。昨年同様の暗闇の堀落ちを披露してくれましたが、相変わらず肉眼ではわかりませんでした...

夜間モードの高感度で撮っていますので、梅梅が動く際にぶれてますがご了承下さい。
動画はこちらをご覧下さい(06分25秒)


nice!(0)  コメント(0) 

わたしが元祖よ!!(2006.05.03) [梅梅]

朝から堀落ちをして梅梅さんはとっても元気です。隣で隆浜&秋浜がじゃれ合ってお客さんを釘付けにしていましたが、負けじと梅梅さんは良浜の母ぶりを猛アピールです。元々豪快なパフォーマンスは梅梅さんがオリジナルであることを再認識させて頂きました。
動画はこちらをご覧下さい(08分11秒)


nice!(0)  コメント(0) 

豪雨で水漏れパンダランド(2005.08.21) [梅梅]

梅梅の出産があるのでは?と期待して、前日に続きアドベンチャーワールドにやってきましたが、結局この日は出産の兆候はなく(実際に幸浜を出産したのは2日後の8/23です)、挙げ句にすごい豪雨に見舞われました(--;)。
あまりの豪雨に濡れるのが嫌いな良浜も外に出てこようとはせず、屋内運動場の観覧場所には水漏れが出るほどでした。
動画はこちらをご覧下さい(02分07秒)


nice!(0)  コメント(0) 

本日の収納模様(2005.08.09) [梅梅]

梅梅が出産前の非公開ということで、この日の21時閉園時の収納は、良浜、隆浜&秋浜、永明の4頭です。永明のいる屋内運動場の出入り口は公開産室を作ったために扉がありません。そこで、隆浜&秋浜のいた屋内運動場から大回りして戻ります。
動画はこちらをご覧下さい(02分24秒)


nice!(0)  コメント(0)