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オウジくん、天国からのメッセージ!?(2012.04.14) [番外編]

 オスのインドゾウとしては国内で初めてこの世に生を受けたオウジくんが、4月7日に亡くなり、本日14日にお別れ会が開かれました。

白浜でもなければパンダでもなく、しかもアドベンお花見特集をお待ちの皆さまには申し訳ありませんが、予定を変更して急遽今回はオウジくんのお別れ会の様子をお伝えします。ご了承下さい。
※編集する時間の関係上、写真のみですがご了承下さい。

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いつもの王子動物園正面入口です。桜はずいぶんと葉桜になってしまいましたが、まだまだきれいに咲いている桜の木もありました。そして、オウジくんのお別れ会を案内する看板です。10時にオウジくんが暮らしていた獣舎前で行われました。

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10時前に獣舎前に行ってみると、既に多くのお客さんが集まっており、ちょうどメディアの方々が獣舎内の撮影を行っているところでした。地元サンテレビをはじめ、多くのTV局や新聞社の方々が取材されていました。

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寝室内の様子です。右には命名時の名前が貼ってあり、一番奥には反転させていた緑の機械が、そして檻の中央には在りし日のオウジくんの写真が飾られていました。

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こうして10時となり、オウジくんの寝室よりやや右側のズゼの獣舎前あたりでお別れ会が始まりました。お別れ会は、
 1.杉村園長からのお別れの言葉、
 2.担当獣医師からオウジくんが生まれてから亡くなるまでの経過説明、
 3.担当飼育員からオウジくんとの想い出のお話、
といった式次第で進んでいきました。司会をされていた方を含め、全員感極まって言葉に詰まるケースが何度かありました。亡くなる時の説明では、観客側からもすすり泣く声が聞こえました。悲しいひとときです。

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そして、興興のお別れ会の時と同様に、来賓の方⇒一般来場者⇒飼育員スタッフの順で寝室前での献花が始まりました。献花の列は、マックの獣舎前あたりで折り返して、寝室前の階段を下りるあたりまで続くほどの多くのお客さんが来られていました。

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腕に喪章を付けた飼育員の方々は、献花を終えたお客さん一人一人にお礼を申し上げてました。

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一通り献花を終えた頃には、白い菊の花が献花台一面に並んでいました。

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そして、お客さんが持ってこられた花束や果物などが、寝室内一面に供えられていました。

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心を込めたメッセージや写真等が添えられているものもたくさんありました。

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中でも私の心を打ったのは、どなたが書かれたものかはわかりませんが、最後に<オウジ>と書かれたメッセージでした。

もしよろしければ、こちらからメッセージを読んでみて下さい


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母は健在!!成都編(2011.04.30) [番外編]

 皆さま新年あけましておめでとうございます。今年もマイペースでアドベンを中心としたパンダたちを紹介していきたいと思いますので、気長におつきあいをお願いいたしますm(_ _)m。
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新年1回目は成都動物園で暮らすこのパンダを紹介したいと思います。
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このパンダのことをご存じですか?名前は蘇蘇といい、推定1983年野生生まれの雌パンダです。
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何故このパンダを新年1回目に紹介したかというと、蘇蘇は白浜パンダファミリーのルーツだからです。
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実はこのパンダ、梅梅のお母さんなんです。澳門熊猫館HPにソースがあります。また、本家本元の成都基地HPにも末尾に1行だけですが記載があります。以前誤った情報を基に梅梅の母を冰冰と紹介してしまいましたが、梅梅の母は蘇蘇が正解です。私の情報を基に混乱してしまった方、すみませんでした。私にとっては、どれだけ信頼がおけそうな所からの情報であっても裏取りが大事ということを教えてもらった事例です。

少し横道にそれました。蘇蘇は、繁殖期間が終わった後でしばらく地方の動物園に出張していましたので、我々が逢うことが出来たのは今回が初めてでした。いわれてみれば、何となくこの横顔が愛浜に似ているような気がしませんか?
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従いまして、永明を除く白浜パンダファミリーは全てこの蘇蘇の子孫ということになります。
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蘇蘇は今年で推定29歳になります。毛並みなどは年数を経た感じがしますが、良い年齢の重ね方をしているなと感じました。
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とても元気そうでしたので、もし成都に行かれる機会がありましたら、蘇蘇のことも是非探してみて下さい。
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動画はこちらからご覧下さい


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とうちゃんが選ぶ、今年のベストカップル!!(2011.08.17~18) [番外編]

 早いものでもう師走ですね。今年我々は、ありがたいことに合計12カ所のパンダ飼育施設(アドベン、王子動物園、恩賜上野動物園、成都繁育基地、成都動物園、上海動物園、広州動物園、広州香江野生動物世界、長沙生態動物園、香港海洋公園、マカオ石排湾公園、台北市立動物園)を見に行くことが出来ました。

まだまだ紹介しきれていませんが、今回はその中で我々がベストカップル!!と思った、マカオ石排湾公園で暮らす2頭のパンダを紹介します。
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まずは初紹介時のお約束、辿り着くまでのルートからです。かなり長くて恐縮ですが、今後行かれる方のお役に立てばと思い作りました。防備録も兼ねてますので、しばらくご容赦下さい。

今回、我々は香港から日帰りでマカオに行きました。香港からマカオにはフェリー(高速船)が便利です。こちらの香港ナビのサイトで勉強させていただきました。以前も書きましたが、香港での宿泊先は九龍半島でしたので、14路バスに乗って近い方の尖沙咀(チムサーチョイ)にある中国客運埠頭(China Ferry Terminal)に向かいました。
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バス停を下りると、すぐ奥にある掲示に従ってエスカレーターで上っていきます。
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確か2Fだったと思いますが、この掲示が見えたら切符売り場&フェリー乗り場です。
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マカオは、おおざっぱに書くと”マカオ半島=タイパ島=コロアネ島”と、南北に3つの半島や島が繋がっています。目指す石排湾公園は一番南のコロアネ島にありますが、コロアネ島に香港から直接行くルートはありませんので、コロアネ島に近い方のタイパ島へ向かうCotai JET というフェリーを使うことにしました。

Cotai JET は青色の看板が目印。切符売り場のカウンターもありますが、職員さん(赤丸で囲った方)が切符を持って直接販売していました。一瞬日本で言うダフ屋のような感じなので驚きますが、ちゃんと胸に名札を付けています。直接買う場合は名札を見て職員さんであることを確認した上で購入しましょう。カウンターより早く買えるので、出発時刻に余裕がない場合には便利です。私は結局2回ともこの方から切符を買いました。
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同じ中国の一員ですが、香港-マカオ間には出入国手続があります。パスポートを持ち、30分程度は時間に余裕を持って出発しましょう。
そして、出国手続後に(全席指定なので)紫の座席シールを貼ってくれました。この時は39列のPとQの2席でした。ちなみに運賃は税金の関係上帰りの方が若干高めで、日によって若干違うようですが、往復で日本円で約3000円です。なお、マカオ側の帰りのカウンターではクレジット払いが出来ました。
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この青色の船体が今回お世話になったCotai JET です。同じ時間の便でも、乗り場が日によって変わるようですので、何番乗り場かを電光掲示でチェックしましょう。1時間ぐらいでマカオタイパ島に着いちゃいます。
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Cotai JET が到着するのは、タイパ島のマカオ空港近くにある臨時フェリーターミナルです。入国手続きの待ち時間は平日でも10~30分と日によって差がありました。下の写真は手続きを済ませて外に出たところです。

正面にホテルやカジノへの送迎バス乗り場の派手な幟や旗が目に入ります。ここにはタクシー乗り場があるものの、タクシーを見たことがありません(^^;)。従いまして、日帰りでカジノにも縁がない我々の移動手段はバスということになります。石排湾公園に向かうバス停を探すと、横断歩道を一つ渡った左側にありました。
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下の写真は横断歩道を渡って左を向いたところです。石排湾公園行きのバス停は手前から2つ目の26路です。
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26路のバス停表です。バス停番号のアルファベット頭文字が島/半島の名前(M:マカオ、T:タイパ、C:コロアネ)になっているようです。早速目指すバス停と一つ前のバス停をチェックです。石排湾郊野公園はコロアネ島に入って3つ目のバス停で、一つ前が"路環(コロアネ)石砿場"というバス停です。よく似た名前が続くので、ポルトガル語の"PEDREIRA"というつづりで覚えた方が良いかもしれません。
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バスは20分に1本の間隔で、少し小さめのバスでした。
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バスは中国本土や香港と同じで、前から乗って後ろから降りる料金前払い方式です。料金は往きがひとり3.2MOP(マカオ・パタカ:約31円)、帰りが5.0MOP(約49円)です。初めてのマカオバスでしたが、呼び止められると言葉が通じないので、ベテランのフリをして料金箱にお金を入れて、颯爽と乗り込みました(^^;)。

※ちなみに、先ほど書いた通りマカオの通貨はMOP(マカオ・パタカ)ですが、ほぼ全てのところでHK$(香港ドル)が等価で通用します。逆に香港ではMOPは通用しませんし、空港の免税店でもHK$や中国元は使えるのにMOPは使えませんでしたので、一部の例外を除きMOPを両替する必要はないと思います(おつりはMOPでくれることがありますが、消費方法はまた後ほど)。
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香港や日本と同様に、降りるバス停が来たらボタンを押して知らせます。押しボタンは、天井にあるカーテンレールのような細い棒の部分にあります。ちょっとわかりにくいですね。
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後部の降りる扉付近には、丸いボタンもありました。
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しばらく走ると、タイパ島とコロアネ島を結ぶロータリーがあります。
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このロータリーは反時計回りの一方通行ですが、右側にバス停があるため、ロータリーを1週半する形でコロアネ島に入っていきます。
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コロアネ島に入ったところです。先ほど調べた"路環(コロアネ)石砿場
(PEDREIRA)"のバス停を過ぎ、パンダのイラストの看板が見えてきたら、降車ボタンを押して後部扉に移動しましょう。
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石排湾郊外公園のバス停を降りたところです。入口はこの写真の反対側(背後)にあります。
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後ろを向いたところです。入口の看板が大きいので、迷うことはないと思います。
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いよいよ公園内に入ります。公園自体は入場無料ですので、ダチョウなどのパンダ以外の動物は見放題です(あまりいませんが...)。
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そしてこれも恒例になってきた、案内地図での位置確認です。往きを赤い線、帰りを青い線で書いてみました。A、Bと2つの入口が書かれてますが、A入口は締切になってます。B入口から入り、道路ぎわの塀沿いに歩いていくと大熊猫館のチケット売り場があるようです。
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そして重要な注意事項が!!月曜日は休館日だそうです。
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案内地図の真ん中あたりまで歩いたところです。何故ここにあるのかはよくわかりませんが、地図通りセスナ機が置いてあります。ちなみに、遠くに見えるビニールハウスのような建物が、開開と心心が暮らす大熊猫館です。
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更に進むと、パンダのオブジェが次々と出迎えてくれます。
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そして、締切になっているA入口のすぐ側に、大熊猫館のチケット売り場が見えてきました。
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入場時間は1時間ごとにA~Fの6つに区切られていて、入場料はひとり10MOP(約97円)です。A~Fまで全て買って一日中いても600円弱という安さです。13時から14時までは昼休みで一時閉館しますので、13時に一旦強制退去となります。
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チケット売り場近くのパンダ柄の自販機です。水やアップルティーなどを売っていました。MOP、HK$、中国元の3種類が使える優れものです。ちなみに我々は、おつりをMOPでくれた場合には、この自販機で飲み物を買って消費していました。
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そして、大熊猫館に続く道です。繁忙期にはこの傘やテントに沿って列を作っているのでしょう。途中にゲートがあり、SPのような屈強で強面のお兄さん達にチケットを切ってもらいます。一見怖そうですが気さくな方々で、2日間、全時間のチケットを買って何度も何度も出入りしたので、帰る頃にはすっかり仲良くなりました。なお、大熊猫館内のスタッフは英語をほとんど話せないようでしたが、この強面のお兄さんの中に英語が通じる人がいました。
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そしていよいよ大熊猫館の入口です。開開と心心の大きなパネルが出迎えてくれます。
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大熊猫館内部です。香港海洋公園をお手本にしたらしく、ここもお客さん側が低い斜面となっており、屋外運動場全体を巨大なビニールハウスで囲ったような構造になっています。下の写真に写っているこの手前側の運動場で開開と心心は一緒に暮らしていました。この写真では見づらいのですが、壁の画だけでなく、実際に右端には滝と小川が流れています。
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ビニールハウス内は2部屋に仕切られてます。奥側の部屋には今回は誰もいませんでしたが、先日開開のお誕生日会がここで行われたようです。
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観客側は、手すりで大きく2列に分かれており、後ろの列の方が1mぐらい高くなっています。そして壁にはタペストリーやオブジェが飾られています。全体的に非常に清潔に保たれており、冷房が効いて快適でした。
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13時になり一旦外に出ると、もう一つ屋外運動場がありました。マカオは暑いので、使われる期間は日本より短いことと思います。
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前置きがとんでもなく長くなってしまいましたが、いよいよマカオで暮らす2頭のパンダ、開開と心心について紹介していきます。彼らは成都基地から昨年12月にやってきました。私にとっては昨年のGWに成都基地で逢って以来1年3ヶ月ぶりの再会です\(^^)/。
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まずは雄パンダの開開です。2008年8月4日生まれの3歳です。中国語(たぶん北京語)ではKai Kaiと読むようですが、現地では方言(広東語らしいです)のため、Hoi Hoi と呼ばれていました。幼名を蜀祥といいます。父は琳琳ですので、開開は上野動物園の真真の弟にあたります。また、母は昨年上海動物園で大往生を遂げた川川の末娘、蜀慶です。
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今では逞しく成長しましたが、開開は、丸い顔と大きな耳が特徴だったため、成都基地では"ミッキーマウス"のあだ名が付けられていました。
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続いて雌パンダの心心です。2008年7月26日生まれの3歳です。中国語(たぶん北京語)ではXin Xin と読むようですが、現地方言ではSam Sam と呼ばれていました。幼名は奇妙といい、父は陝西省の野生出身の屏屏、母は奇縁です。従いまして、彼女は我らが梅梅の孫にあたります。
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頬の部分がやや横に長く、八の字状のアイパッチが特徴です。美形パンダ!!というよりは、どこか幼なじみや近親者にいるような、親しみのある顔をしていると思いませんか?
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おやつは一番上の扉越しに与えることがあります。
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この檻越しにリンゴか何かを与えているようです。
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2頭はまだ3歳。ちょうどアドベンの梅浜&永浜と同級生です。とても仲良しで、よくプロレスもします。
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先ほども書いた通り、この運動場は奥から手前に向かって傾斜していますので、2頭がプロレスを始めると、転がりながら我々の方にやってきます。
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途中で引っかかっても、またじゃれあっている内に転がり出します。
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そして最後は、我々がいるガラス面前まで転がってくることが何回もありました。
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どこに転がってくるのかわからないので、まるでピンボールみたいです(^^)。211.jpg
笹を食べるときは、2頭並んで食べることが多いです。212.jpg
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しばらくすると、繁殖の時期を迎えるために別々の部屋になるでしょうが、とても活発で笑顔がかわいいナイスカップルでした。
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※念のために、石排湾公園からの帰りについても紹介します。帰りのバス停ですが、道の反対側にあります。先ほどの案内地図ではB出入口とA出入口の間にあるように書いてありましたが、実際にはA出入口よりも先にあります。もし行かれる方はご注意下さい。
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これが帰りのバス停、"石排湾自然教育中心"です。
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バス停を少し通り過ぎて反対から撮ったところです。真ん中に見えるのが締切になっていたA出入口です。
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そして、タイパ島の臨時フェリーターミナルを利用される方は、一つ前のバス停が"澳門土木工程実験室"です。漢字よりも"L.E.C.M."のポルトガル語略字の方が覚えやすいかもしれません。一つ前のバス停の反対車線側にある下の写真の建物が目印になりそうです。
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先ほどの建物があるバス停を過ぎると、下の写真のようにトンネルのような風景が見えてきますので、往きと同様に降車ボタンを押して後部扉に移動しましょう。
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バスも大熊猫館の入場料も中国本土並みに安く、とても充実した2日間でした。是非また機会を見つけて行ってみたいと思いました。

動画はこちらをご覧下さい


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6歳のお誕生日おめでとう!!(2011.08.16) [番外編]

 香港海洋公園ファンの皆様、大変長くお待たせいたしましたm(_ _)m。国内のお誕生日会ラッシュも一段落しましたので、夏期旅行の続きに戻ります。香港海洋公園の亜州動物天地(Amazing Asian Animals)熊猫山荘で暮らす楽楽&盈盈の様子と2頭のお誕生日会を紹介します。

まずは前回からしばらく経っちゃったので、園内マップで場所のおさらいです。亜州動物天地は正門入口から入って少し左奥にありますが、広大な園内の中では比較的入口近くにあります。
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亜州動物天地熊猫山荘の全景です。イメージ的には、パンダランドをすっぽりと巨大なビニールハウスで囲ったような感じです。
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 ||             || (空き小部屋) ||              ||
 ||             ├=======┤               ||
 ||             ||    ↑     ||               ||
 ||    楽 楽     ||← ここだけ → ||     盈 盈      ||
 ||             ||  ガラス張り  ||              ||
==--------┘           |              ||
(暗い通路)→                   └----------┘
   ↑ ====------┐                  →出口へ
   ↑ ||  (小熊猫エリア) |
   ↑ ==========================
    ←  係員  ←入口

かなりラフな(^^;)見取り図を書いてみました。要は入って手前の運動場が楽楽で、奥が盈盈です。一部ガラス張りになっていますが、ほとんどはアドベンの屋外運動場のようにガラス無しで間近にパンダを見ることができます。その為、亜州動物天地の中は全体に冷房が効いており快適です(長時間居ると寒いかも)。

中央上の空き小部屋は、お掃除中に一時的にパンダに入ってもらったり、お客さんが入るイベント(運動場内に入って、自分でおやつを並べることが出来るパンダバックヤードツアーのようなもの)の際に使用していました。

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ここは、手前の楽楽の運動場です。左奥に大きな滝があり、運動場中央に小川が流れています。結構本格的ですね。どうやら楽楽は、このやぐらにあごを乗せて寝るのが好きなようです。

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それでは、滝をバックに野性味溢れるお食事中の楽楽のプロフィールを簡単に紹介します。楽楽は2005年8月8日生まれの雄で、6歳になりました。母親は野生出身の海子、父親は霊霊(上海にいた川川の第3子)ですので、上野の力力は8日違いの弟になります。霊霊は飼育下で生まれましたが、自然交配が可能な数少ない優秀な雄パンダの為、確定している生存中の兄弟姉妹だけでも20頭以上います。今後のDNA結果によっては30頭以上になるかも知れません。

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この日は盈盈の誕生日ですが、楽楽にも氷のケーキがプレゼントされるとのことで、お昼過ぎに一旦バックヤードに収納されました。飼育員さんが大量に大きな笹を持ってきました。正直リアルタイムでも、"そんなに持ってきたら、肝心のケーキのところにあまり行かないのでは..."と思いながら見ていました。

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さらにさらに、こんな感じで何カ所かにおやつと笹を置いていました。

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そしてケーキですが、リンゴを埋め込んだ氷の上にニンジンシャーベット、更に一番上にはリンゴで”6”の字を象ったかわいらしい氷のケーキが、楽楽の運動場ほぼ真ん中の滝から流れる小川の近くに置かれました。

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そして飼育員さんがバックヤードに戻って楽楽の登場です。

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案の定、ケーキにまっしぐら・・・とはいかずに、おやつや笹に寄り道です(>_<)。

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とてもかわいいお食事風景ですが相当じらされます。

今はひとり暮らしですし、ビニールハウスに囲まれているのでアドベンのようにカラスも来ません。ケーキのすぐそばの小川の対岸まで来ましたが、ゆっくりゆっくりとおやつを食べていきます。
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ようやく楽楽がケーキに気づいたようです。近寄っていき様子をうかがいます。

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食べるかな?と思ったその瞬間、鼻先で"6"の字をはじき飛ばしてしまい、哀れリンゴの6は、滝壺のほうへ転がってしまいました(T_T)。

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それでもしばらく匂いをかいだりしていましたが、結局ケーキには手を付けず、そばにあった大量の笹を食べ始めました・・・。
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ひょっとしてケーキをバックに長時間写真が撮れるよう考えて配置しているのかも知れませんね。と~っても時間がかかりましたが、かわいいシーンがたくさん撮れました(^^)。

それでは、続いて盈盈さんのエリアへと移動してみましょう。


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旦旦の誕生日は...(2011.09.17) [番外編]

これまで、8月11日の海浜陽浜から、9月14日(イベントは13日)の永明までを拙ブログでも紹介し、上野動物園でも、力力、真真それぞれの誕生日を祝ってもらったことが熊猫的新聞12回で紹介されています。次回は遅ればせながら、いよいよ香港カップルのお誕生日会の様子を紹介するつもりです。

でも、そういえば王子動物園でお誕生日会ってあまり聞かないですよね。興興が亡くなって早1年。その後の状況は未だ公表されていませんが、ご承知の通り旦旦がひとり頑張っています。9月16日はその旦旦の16歳のお誕生日でしたが、私は勤務日でしたし、最近特派員として活躍中の嫁さんも親の手伝いで行くことが出来ませんでした(T_T)。やむなく翌17日に王子動物園に行ってみました。

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ちょうど笹の入替時期に到着しましたので、旦旦はバックヤードから出てきました。

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いつも通りに体重計に乗っておやつを食べて・・・

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この日の体重は87kgでした。まずまずでしょうか。

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そして笹を食べ始めました。もちろんいつもと同じで、かわいくタイヤに座っています。
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しばらく笹を食べたあとは、パトロールも怠りません。

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今度は扉にもたれて、こちらに正面を向いての食事です。
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十分に食べたあとはやぐらに上がって
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眠りはじめました。とっても正しいパンダ生活です(^^)。
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気になる前日のお誕生日ですが、何人かのスタッフの方に伺ったところ、16日の朝にリンゴを入れた氷をプレゼントしたそうです!!どんな様子であったか見てみたかったです。

気の早い話ですが、来年の9月16日は日曜日ですし、王子動物園でお祝い出来るといいなと思いました。その時には、相手も来日して子供もいるとベストですね。
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母は健在!!香港編(2011.08.16,19) [番外編]

震災に負けるな!!頑張ろうニッポン!!
被災された皆さまには、心からお見舞い申し上げます。
役割はそれぞれ異なりますが、再生に向けて頑張っていきましょう!!

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 続きまして、香港海洋公園で暮らすパンダたちを紹介していきます。
やはり朝一番のパンダたちは活発でした(^^)。
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香港海洋公園に行ったことのある方は何人かおられると思いますが、
開園前に着いたときにどうすれば早く入れるかも勉強してきましたので、
もし以後行かれる方がおられましたら、参考にして頂ければ幸いです。

香港は、おおざっぱに書くとこんな位置関係になっています。
              深セン(中国本土)
                |
      (空港)    (新界)
     ランタオ島==九龍半島
 (ディズニーランド)   ||
               香港島
                (香港海洋公園)

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今回我々は初めての香港訪問でした。宿泊したところが、旧香港啓徳国際空港の近く、九龍半島のMTR(鉄道)から少し東に外れた土瓜湾地区というところでしたので、香港海洋公園へはバスで向かうことにしました。

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バス路線は非常に種類が多いので、何路線かごとにバス停が纏められています。MTR駅は近くにありませんが、空港へもフェリーターミナルへも香港海洋公園へもこのバス停群から行くことが出来るので、とても便利です。

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今回使用したのは、この107路バスです。香港海洋公園には正門入口と大樹灣入口がありますが、パンダを見に行くならば正門入口からすぐ近くにいますので、正門入口近くの香港仔隧道(Aberdeen Tunnel)というところに停まるこのバスを選びました。
バス停では足下のアスファルトに線が引いてあり、誰に言われなくても路線ごとにきっちり順番を守って整列します。彼らにとっては当たり前でしょうが、各所のパンダ巡りをしている我々にとっては素晴らしいマナーに見えました。

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見にくいですが、バス停の一覧を撮ってきました。ちなみに料金は先払い制で、前から乗って後ろ(真ん中)から降ります。降りるバス停が来たら、ボタンを押して知らせるのは日本と同じです。料金は距離によって異なってますが、料金箱のところにも表示されています。なお、香港島に渡る海底トンネルより手前から乗ると、ひとり11.1HK$(約110円)です。オクトパス(八達通/Octopus)というICカードが地下鉄やバス等に広く使え、割引もあるそうなので圧倒的に便利そうでした。私はよくわからず買いませんでしたので、小銭調達が大変でした...。

香港でバスといえば2階建てバス!!。とりあえず一番前は無理でしたが、眺めが良さそうな上の階の席に行きました(^^)。バスの中でごみを捨てたり飲食をしたりすると、罰金がとられる旨の掲示があります。ここでもきっちりしていますが、この時嫁さんも私ものどを痛めていたので、飲食禁止はきつかったです。
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ちなみに、降りるバス停"香港仔隧道(Aberdeen Tunnel)"の一つ手前は、景隆街(Cannon Street)といいます。このバス停を過ぎたら、赤丸印で囲ったボタンを押して降りる準備をしましょう。ごく稀に、この電光掲示がないバスがありますので、その場合は停まったバス停の名前を注意してチェックしましょう。
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香港仔隧道(Aberdeen Tunnel)のバス停を降りると、徒歩5分ぐらいで香港海洋公園に着きます。案内看板がありますので、そう難しくありませんでした。
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先ほどの坂を上ると横断歩道があります。この横断歩道を渡ると、次は下り階段があり、少し歩くと香港海洋公園が見えてきます。
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このエスカレーターを上ると正門入口です。
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正門入口に到着しました。ここで簡単な手荷物チェックがあります。
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チケット売り場の窓口は番号が振ってあります。
入場料はひとり250HK$(約2450円)でした。チケット購入と入場口は別で、アドベンとほぼ同じ方式です。
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チケット販売窓口はたくさんありますが、窓口ではなく少し手前にチェーンが張られているところに並びましょう。係員が順番に空いた窓口に誘導してくれます。
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朝一番の係員がいないときには、ほとんどの方は窓口の前で待っていますが、係員が来ると必ずこの位置に並びなおすように言われますので、あらかじめチェーンが張られるこの赤丸で囲った場所で待っていると、一番乗りでチケットが買えると思います。

こうして購入したチケットです。裏にバーコードがあり、入場時に読み込む方式です。いろんな動物の絵柄で5,6種類あったと思いますが、ランダムで渡されるので種類は選べません。嫁さんと2人で2回4枚購入して運良く1枚ジャイアントパンダのチケットをゲット出来ました\(^^)/。モデルは盈盈さんでしょうか。
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チケットを購入したら、入場口のバーコードリーダーの前で並びましょう。香港海洋公園のお客さんは、誰も入場口前で並んで待っていませんでした。19日に2回目の訪問をしたときには、開園1時間前ぐらいの到着だったので、既に100人以上の方が周りにおられましたが、列がなかったおかげでチケット購入も園内入場も一番乗り出来ました。
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そしてお馴染み園内掲示でのパンダ舎チェック!!広大な園内ですが、正門入口から少し歩くと佳佳と安安が暮らす香港賽馬會大熊猫園(Giant Panda Habitat)があり、更に左奥に楽楽&盈盈が暮らす亜州動物天地(Amazing Asian Animals)があります。
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今回は、まず香港賽馬會大熊猫園(Giant Panda Habitat)の方から紹介します。大きなパンダのオブジェが出迎えてくれるこちらの大熊猫園は、山の斜面を利用して作られています。

かつてライブカムがあり、ネット上で愛らしい姿を見ることができていたのはこの大熊猫園です。部屋は3つあり、ライブカム当時は確か一番左が楽楽&盈盈、真ん中が佳佳で一番右が安安の部屋だったと思いますが、今は左が安安、真ん中が佳佳で右は空室になっています。

入場するには、長~いスロープ(写真の赤矢印)を並んで上がっていく必要がありますが、朝一番など、お客さんがスロープに列を作っていないときには階段(写真の緑矢印)を直接上って入ることも可能です。
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大熊猫園の入口付近です。出口は自動的に土産物屋さんを通るようになっています。中は全体にクーラーが利いているので、とても涼しいです。混雑しているときでも特に移動観覧にはなりませんでした。じっくりとパンダが見られる配慮は嬉しかったです。何より外が暑いので、食事やトイレ以外に出ていく気になりませんでした(^^;)。
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それではいよいよ香港海洋公園で暮らすパンダたちの紹介です。まずは真ん中の部屋です。アドベンよりとにかく奥行きがありますが、斜面を利用しているので下から見上げるような形になり、とても見やすかったです。
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ここでタケノコを食べているこのパンダが佳佳です。佳佳は推定1978年生まれの雌パンダですので、現在推定33歳。ベルリン動物園の宝宝と並んで、現在飼育下世界最高齢のパンダです。
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佳佳は、盼盼、新星との間に6頭の出産経験があります。子供には、桂林七星公園の美形パンダ月月(Yue Yue、1993年10月5日生まれ:雌)、四川大地震後最初のパンダ(平平&安安)を産んだ帼帼(Guo Guo、1996年9月14日生まれ:雌)、そして王子動物園で昨年亡くなった2代目興興(龍龍、1995年9月14日生まれ:雄)などがいます。佳佳を見ながら、興興はアイパッチの形が佳佳によく似ていたな~としみじみと思い出してました。
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なお、記録上飼育下で推定30歳以上まで生存した/生存中のパンダは17頭いますが、子供を残したパンダは佳佳を含めて4頭しかおらず、子供が1歳以上まで成育したのは佳佳と川川(昨年上海動物園で死亡、享年推定30歳)の2頭しかいません。意外に長寿パンダは子孫を残していないんですね。

ただ、拙い英語&筆談で香港海洋公園の飼育員の方々と会話すると、佳佳のことを「長寿世界第2位のパンダ」として紹介してくれました。同級生の宝宝を年上と立てているのでしょうか?会話が続かず(^^;)なぜ2位なのかもう一つ突っ込めませんでした。
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2日間滞在しましたが、佳佳が笹を食べるところは見ることができませんでした。食べたのは少量のタケノコとおやつのみで、なるべく歩いたり座ったりしている写真を集めましたが、実はこれらの活動していた時間は朝一番のほんの少しだけでした。
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おやつを食べるときも、このように横たわって食べることがほとんどでした。
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そして、大半の時間は、ほぼ中央のこの位置で仰向けになったり、
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横になって寝ていました。当然ここまでの高齢になると活動量も落ちてしまうんでしょうね。
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それでも自分でバックヤードに帰ってましたし、興興の母はまだまだ健在です。いつまでも長生きして欲しいなと思いました。
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続いて、かつて楽楽&盈盈の仲良しカップルが暮らしていた一番奥の部屋です。左の窓の外にはロープウェーが見え、お日さまの光が入って明るいところです。
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ここで現在暮らしているのは安安です。安安は1986年生まれの野生の雄パンダです。1986年10月12日に四川省宝興県で母からはぐれているところを保護されました。当時の体重は1.7kg。生後約2ヶ月と推定されています。
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その後、臥龍と宝興県蜂桶寨自然保護区で4歳まで成長したあと、新星と共に1990年9月から1991年1月までシンガポール動物園に短期出張しています。シンガポール出張当時の安安の写真を見つけましたので、こっそり紹介します(左が安安です)。リンクをクリックして見て下さい。
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安安は1991年1月に一旦臥龍に戻ったあと、1993年5月に今度は深セン野生動物園に出張。約5年間暮らして1998年8月に臥龍に戻っています。そして翌1999年3月から香港海洋公園に移って現在に至っています。結構波瀾万丈ですね。
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移動が多かったせいか、安安には交配の機会がありませんでした。従って、彼には身に覚えがないでしょうが、安安には子供が1頭います。
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融融(Rong Rong:2004年7月13日生まれ、雄)が実は安安の子供です。写真は2009年に上海野生動物園で撮ったものです。言われてみれば似てますね。安安の冷凍精子を空輸して茜茜に人工授精を行った結果、融融が生まれたと伺っています。
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安安は香港に来てからの後半生はゆっくりと過ごせているのではないでしょうか。これからも元気で過ごして欲しいです。
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次回は仲良しカップル、楽楽&盈盈の様子と、あえて狙って行った6歳のお誕生日会の様子をお伝えします。お楽しみに~
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雄浜そっくり!!(^^)(2011.08.13~15) [番外編]

 今年のお盆の期間、皆さまどのように過ごされましたか。自慢モードになりすみません。実は我々は、海浜陽浜のお誕生日会の翌日に関空から出国して、中国、香港、マカオ、台湾に暮らすパンダたちに逢いに行って参りました。

有効期限直前のJALマイルが44000マイルだった関係上、どうやっても成都まで×2名は届きませんでしたので、中国では絶対に行きたかった長沙のみに絞って、前記の3カ所も経由するルートにしました。今回はまず長沙で暮らすパンダを紹介します。自らの忘備録と今後訪れる方の為に、パンダに辿り着くまでの周りの雰囲気も交えながら紹介します。何故長沙?という方も、もう少しだけおつきあい下さい。

 長沙市は中国の真ん中やや南方の湖南省の省都で、人口は約650万人です。上海や広州等と比べると、まだ地下鉄等の鉄道は十分に普及しているとは言えず、移動はバスかタクシーが中心になります。市内各地で地下鉄の敷設工事が行われていました。
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今回訪れた長沙生態動物園は長沙市の南部の郊外にあり、市街地のホテルからタクシーだと約30分、バスだと約1時間の距離です。シムズから成都基地にバスで向かうのとほぼ同じぐらいの感覚です。

長沙生態動物園に向かうバス路線は少なく、正直長沙生態動物園の周りは何もないところなので、帰りはほとんど正規のタクシーは拾えません。従いまして、値段と場所を直接非正規の方と交渉できる人は問題ありませんが、中国語はおろか英語もろくにわからない我々は数少ないバス路線を使って移動しました。我々が使ったのはこの125路バスです。20分おきに出ているようですが、エアコンはありません(;´O`)。車内では普通の傘を差して日射しを遮っている方が多かったです。
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せっかくなので、車内にあったバス停一覧も紹介します。上列が市街地から南(暮雲鎮)への往路用、下列が逆に北への復路です。バスの乗り方や料金体系は成都と同じで、125路はひとり片道2元(約24円)です。
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長沙生態動物園に近づくと、大きな案内看板が何度か出てきます。どうでも良いですが、表示されている距離が残り2180mなどとやたら詳細です(^^;)。看板を見ると、ここではパンダより象がメインなのかもしれませんね。
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道の反対側にこの赤い屋根の建物が見えてくれば、目指す長沙生態動物公園です。降りる準備をして出口に向かいましょう。
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なお、長沙生態動物園の前を通る道は8車線もあります。信号はありません(>_<)。バス停を降りてから横断するのは大変なので注意が必要です。また、工事中のためでしょうか、帰りのバス停表示がある場所にはバスが止まってくれません。1本見逃すと20分後までバスが来ませんので、気をつけて下さい。下に簡単な地図を作ってみましたので、もし行かれる方は参考にしていただければ幸いです。
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ここが昨年10月に開園したばかりの長沙生態動物園正面入口です。やはり象と噴水が出迎えてくれました。
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すぐ右側にチケット売り場があります。大熊猫館は歩行区にあるので、パンダだけを見るならば大門門票45元(約540円)で入場可能です。
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手に入れた入場券です。入場券はパンダがメインでした\(^^)/。
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上海動物園もそうでしたが、 反対側を見ると入場券は絵はがきになってます。
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そして園内の案内図を発見!!推奨順路が書いてありますが、順路通り行けば大熊猫館は最後のほうです。パンダ目当てでここまで来た我々は、当然推奨順路を無視(^^;)。逆に左側から回れば比較的すぐそばにあります。
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長沙黄花国際空港から昼食時間を含めておよそ4時間、タクシーでホテルに着いて大荷物を一旦下ろしてから、まるで罰ゲームのような暑いバス(^^;)を乗りついではるばるやってきました!!ようやく大熊猫館が見えてきました。
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長沙生態動物園大熊猫館の屋内運動場は2部屋あり、手前の広い方はアドベンで良浜&海浜陽浜が暮らす屋内運動場2号室とほぼ同じぐらいの広さで、半円状をしています。昨年10月にオープンしたばかりのはずですが、ご覧の通り壁のペンキが室内外とも剥がれたところもあり、ガラスは内側の水垢がひどく、残念ながらお世辞にも綺麗な施設とは言えない状態でした。
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もう一つの屋内運動場が左奥に見えていますが、広さはアドベンでいえば永明や愛浜明浜が交替で出てくる屋内運動場4号室と同じぐらいの広さです。広い方の部屋を掃除するときに移動させていました。
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反対に左奥から右手前側を見たらこのようになります。大熊猫館には土産物屋さんがありますが、成都基地や北京動物園で見たようなものばかりで、ここで暮らすパンダたちのグッズはありませんでした...。
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前置きが長くなってしまいましたが、いよいよ長沙生態動物園で暮らすパンダたちを紹介します。ここには梅浜永浜と同級生の、今年3歳になる雌雄のパンダ2頭がいます。
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まずは雄パンダのほうですが、この風貌、誰かに似ていませんか?
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彼こそ2008年9月1日生まれの大毛(Da Mao)です。アドベンで見聞きしたことのある方もおられると思いますが、雄浜の初めての子供であり、もちろん永明にとっても初孫です。
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大毛はこの長沙生態動物園がオープンする昨年秋にこの長沙にやってきました。実は長沙生態動物園の公式HP開設時に掲載されている写真ですぐに彼には気づきましたので、昨年から大毛に逢うために計画を練ってました。今回久しぶりに大毛を見た瞬間、あまりにも雄浜に似ているのでびっくりしました。
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どれだけ似ているか皆さまにも見て頂けるように、今年のGWに成都基地で逢うことが出来た雄浜の写真を探して、親子で同じ方向を向いている写真を並べてみました。どうですか?よく似た父子だと思いませんか?
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大毛は、父の雄浜、祖父の永明、そして曾祖父の良良と、3世代続けて飼育下で生まれながら自然交配が出来る優秀な雄パンダの家系に生まれました。さらに世界初の飼育下6世代目のパンダでもあります。雄浜ファンの身びいきを抜きにしても、非常に希少な血を受け継ぐパンダですので、今後の繁殖活動が期待されます。

続いてもう一頭の雌パンダを紹介します。笑顔のかわいい丸顔のこの子は、2008年8月10日生まれの貝貝(Bei Bei)といいます。
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彼女は北京オリンピック開会後に成都基地で初めて生まれたことを記念し、北京オリンピックのマスコットキャラクター5体のうち、水と魚をモチーフにした"福娃貝貝"から名付けられました。
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彼女の父親は琳琳、母親は奇珍です。つまり、貝貝は上野動物園の真真の妹であり、またアドベンの我らが梅梅の孫でもあります。余談ですが、上野ペアとアドベンファミリーの両方に2親等以内の血縁がある雌パンダは、貝貝と歓歓の双子の姉妹2頭だけなんです。
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念のために、飼育員さんにお会いできたので、筆談で名前を聞いてみました。大毛はここでは小双と呼ばれているようです。
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大毛と貝貝はいとこ同士で、とても仲良しです。特に貝貝が大毛に寄り添って甘えるようなシーンを何度か見ることが出来ました。
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とても微笑ましい2頭です。昨年の成都基地でも、大毛は同じ梅梅の孫の奇妙(マカオの心心)に甘えられていましたし、優しい性格なのかもしれません。
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それでも3歳齢といえばやんちゃ盛り!!プロレスをしてじゃれている姿も見られました。
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隣の小部屋で食事をねだっている2頭です。この時、飼育員さんたちは広い方の部屋を掃除していたのですが、すぐにパンダケーキをあげに戻っていました。
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食べるものがなくなり、たたずんでいるときも...
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ほぼ1時間おきに笹の補充が実施されていました。外壁やガラス面はもう少し丁寧に維持してほしいものですが、比較的頻繁に給餌されているなという点では、私は好印象をもちました。
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2頭ともこれからも仲良く、元気に成長するんだよ(^^)。
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※水垢のおかげで、ソフトな仕上がりの写真になりました(^^;)。
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二喜、お誕生日おめでとう!! [番外編]

 今日7月26日は、秋浜の初めての子供の二喜(Er Xi)の1歳のお誕生日です。
二喜は、2010年生まれの7頭のうちで、一番鼻の長い子を探せばよいので比較的見つけやすいです。
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今年のGWに成都基地で初めて逢うことができた二喜の写真を何枚か紹介します。

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この日は母仔園で、娅娅が園舟と二喜の2頭の面倒を見ていました。一番左が二喜です。娅娅はこうして何頭かずつ交替で、自分の子供を含めた2010年生まれの7頭全ての面倒を見ています。

次の日には、二喜は反対側の熊猫幼稚園エリアにいました。
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タケノコをかむ練習をしているところです。クローバーに囲まれてとてもかわいいです。
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嫁さんと二喜との3ショット写真も撮って来ちゃいました。嫁さんが抱っこしている間、なぜか私の手を握って離しませんでした。とても暖かくてかわいかったです。自慢モードになりすみません(^^)ゞ。
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なお、他にも梅梅の兄、科比(1992年生まれ)や
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梅梅の孫にあたる奇福(写真左:2008年生まれ)、
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そして奇福の双子の妹で、マカオに行った心心(写真右:幼名奇妙)も7月26日生まれです(心心の写真は昨年GWのものです)。
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この奇福&心心(奇妙)姉妹は、まるでたれ目に見えるぐらいアイパッチの間が比較的離れていて、左右の端が流れるようなアイパッチになっているのが特徴です。
しばらく逢ってないけどみんな元気かな?誕生日おめでとう!!


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はじめまして、そして安らかに...(2011.05.04) [番外編]

 それでは今回は、成都帰りの5月4日に立ち寄りました、広州香江野生動物世界の一部を紹介します。実は今年のGWの成都旅行のルートは、既に昨年の6月はじめに特典航空券で予約したものでした。予約した当時、この広州香江野生動物世界には10頭が暮らしていましたので、一度は行ってみたいと思っていたからです。まさかその後、比力と仙女が"力力"と"真真"になって上野に来るとは思ってもいませんでしたが...。
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なお、広州香江野生動物世界への行き方についてご質問がありましたので簡単に紹介します。広州は北京や上海と並んで地下鉄が非常に発達していますので、地下鉄を使うのが一番です。
【参考】エクスプロア広州さんのこの地下鉄路線図が見やすくて便利でした。
 http://gz.explore.ne.jp/traffic/subway.php
広州の地下鉄には1号線から8号線+αの路線がありますが、広州白雲国際空港にある機場南という駅と、広州香江野生動物世界の最寄り駅の漢渓長隆は同じオレンジ色の3号線ですので、地下鉄に乗れてしまえば迷わずに行けると思います。ちなみに、もう一つのパンダがいる施設、広州動物園は赤い5号線のほぼ真ん中、動物園駅の目の前にあります。

また、地下鉄の乗り方や、漢渓長隆駅から広州香江野生動物世界への行き方は、ゆきーさんのブログの記事がとても参考になりました。ありがとうございました。地下鉄の出口まで写真で紹介してくれていて、とてもわかりやすかったので、こちらでも紹介させて頂きます。
 http://blog.goo.ne.jp/yukiee0125/e/5e7705d11bf19f174d9a73c950e171c1
※余談ですが、地下鉄の切符を買う自販機は5元札と10元札しか使えませんでしたので、あらかじめ準備しておくことをおすすめします。

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地下鉄E出口を出たところにある案内掲示です。ここには、歓楽世界(遊園地)と、水上世界(レジャープール)と、そして動物世界(動物園)の3つのレジャー施設が隣接しています。動物世界は一番遠いのですが、徒歩8分とありましたので、我々はものは試しと歩いてみました...が、

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なかなか着きません...。思ったよりも遠く感じました。シャトルバスの方が圧倒的に早く着くし、途中から大雨になるしで散々でした(>_<)。園内に入ってからもパンダが居るところまでは同じぐらいの距離があります。体力に自信のある方以外は、まよわず無料シャトルバスを利用しましょう(^^)ゞ。

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そんなこんなでようやく切符を買いました。入場料が値上がりしたようで、動物世界のみの入場料で180元でした。直近のレートで約2300円です。今まで行った中国のパンダ施設の中で最も高価でしたが、パンダが見やすく、長時間居ても飽きることなく満足度の非常に高いところでした。

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お馴染み園内マップでの位置紹介です。全てのパンダは長隆大熊猫中心というところにいます。長隆大熊猫中心は入口を入って左側の非州(アフリカ)エリアをぐるっと大回りする形で歩いた先にあります。

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もう駅からは20分以上歩いたでしょうか。ようやく到着です。長隆大熊猫中心の3つの門が出迎えてくれました。

私が広州行きを予約した昨年6月以降、4頭が碧峰峡に去り、広州アジア大会の応援のために6頭の子パンダたちが来るなどの経緯を経て、私と嫁さんが広州野生動物園を訪れたときには、12頭のパンダが暮らしていました。
 ①好好(Hao Hao) 2009.07.07生まれ、♀
 ②運運(Yun Yun) 2009.07.07生まれ、♂
 ③津柯(Jin Ke)  2009.07.15生まれ、♂
 ④銀柯(Yin Ke)  2009.07.16生まれ、♂ 
 ⑤博斯(Bo Si)  2009.08.07生まれ、♂
 ⑥紳威(Shen Wei)2009.08.07生まれ、♀
 ⑦婷婷(Ting Ting) 2005.08.29生まれ、♀
 ⑧慧慧(Hui Hui) 2005.08.11生まれ、♂(回回、恵恵)
 ⑨耀耀(Yao Yao) 2005.07.08生まれ、♀
 ⑩友友(You You) 2005.08.16生まれ、♀
 ⑪冬冬(Dong Dong)推定1984年生まれ、♀
   ※推定生年は国際大熊猫譜系を参照
 ⑫明明(Ming Ming)推定1977年9月生まれ、♀

今回は、入ってすぐの冬冬&明明エリアを紹介します。
まずは明明です。彼女は2度の渡欧経験がありますので、特に
ヨーロッパのパンダファンには知名度が高いです。
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参考までに、明明の略歴です。
 1977年 9月:出生(推定)
 1979年 9月:四川省綿陽市平武県(岷山山脈)で野生捕獲
 1986年 6月:アイルランドダブリン動物園に出張
 1986年 9月:帰国(成都基地へ)
 1991年10月:イギリスロンドン動物園に出張
 1994年10月:帰国(臥龍へ)
 1998年 3月:広州香江野生動物世界へ移動
野生のパンダですが、比較的幼少期に捕獲されているので、生年は恐らく合っていると思います。
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ちなみに、明明のロンドンへの出張は繁殖目的でした。当時の李鵬首相とヒース元首相との英中会談により実現したものです。当初佳佳とのペアリングを予定していましたが、運悪く佳佳が直前に亡くなった為、ベルリン動物園の宝宝をレンタルして繁殖が試みられました。結果的に宝宝との相性は最悪で、大げんかをした明明は右耳が欠けるほどの怪我を負ってしまい、繁殖も成功しませんでした。

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こんな感じで柱にそこで暮らすパンダが紹介されているのですが、耳だけ見ても明明の写真ではないような気が...。

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明明の運動場です。この日彼女は非公開でした。"工事中の為ご不便をおかけします"といった意味でしょうか?看板だけがありました。

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上の写真は明明のバックヤードへの扉です。091.jpg
説明員の方にお伺いしても、”元気です”とのことでしたが、なにやら引っかかるものがありましたので、ウロウロしながらバックヤードを覗いてました(^^)ゞ。092.jpg
後にわかりましたが、明明は5月2日に倒れ、私が訪れた3日後の5月7日に亡くなりました(T_T)。この奥で明明は最期の時を迎えようとしていたんですね...。波乱の経歴を持つ世界最高齢パンダに一度逢ってみたかったのですが、本当に残念でした。

続いて紹介するのは冬冬です。あまりなじみのない方が多いかもしれませんが、冬冬は王子動物園の旦旦のお母さんパンダです。
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他にもサンディエゴ動物園の白雲や北京動物園の大地など9頭の子を
生んでいます。冬冬の子孫と確定しているパンダは、孫が30頭、
曽孫が43頭、そして5世目にあたる玄孫も2頭います。
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この子孫の数84頭(うち67頭が現在も生存)は、飼育下では盼盼[Pan Pan]に次ぐ
もので、雌パンダでは現時点で史上最多です。ちなみに、存命中に玄孫
(5世)が生まれたのも、冬冬(&盼盼[Pan Pan])が飼育史上初めてです。

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そんなスーパーマザー冬冬は明明のエリアの隣で公開されていました。私にとって初めての冬冬との対面です\(^^)/。

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冬冬のエリアに訪れたばかりの時はお昼寝中でしたが、ちょうど飼育員さんがおやつと水を補給してくれました。

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おやつを食べ終わった後は、
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準備してくれたお水をおいしそうに飲んでいます。111.jpg

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そして、笹をおいしそうに食べ始めました。114.jpg
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十分に食べ終わったらまたお昼寝と、とても正しいパンダ生活を
送っていました(^^)。
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閉園近くまでいましたが、寝たままでしたのでこのまま帰ることにしました。これが冬冬を見た最後です。というのも、先日パンダ館で投稿させて頂いたとおり、冬冬も2011年6月3日に亡くなりました。立て続けの訃報に本当に驚いてしまいました。

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1個1個が細かくなりましたが、冬冬の偉大さに敬意を表し、系図を写真内につけてみました。これからは自分の子孫達を見守って行ってくれるといいなと思います。
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大人のための動物園講座!!(2011.06.26) [番外編]

今回は6月26日に参加して来た、王子動物園の第26回大人のための動物園講座
~大人の飼育体験~の撮りたての映像を紹介します。
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今年も応募者が定員の倍以上いたそうで、抽選で選ばれたのはラッキーでした。担当する場所はあらかじめ抽選で決まっており、私と嫁さんは"太陽の動物舎"という、主に夜行性動物やは虫類が暮らすエリアを担当することになりました。

普段パンダばかり見に行っているので、比較的涼しいところが多いのですが、太陽の動物舎はこの暑いのに温室です!!温度計を見ると普通に40℃を超えている場所でいろんな種類のカメたちやイグアナ、ヘビなどが暮らしています。002.jpg
我々の作業は、動物たちが食べるえさを切ったり、カメたちが暮らすお部屋を掃除したり、温浴させてあげたりといったものでした。基本的に作業中は撮影禁止でしたので、あまり写真がありません...。

そして、太陽の動物舎からの帰りがけ、少し時間があったのでパンダ舎の中を少しだけ見せて頂けることになりました\(^^)/。アドベンではバックヤードツアーやワイルドキングダム等で、バックヤードに入ったことは150回以上ありますが、王子動物園のバックヤードに入ったのはこれが初めてでした。

101.jpg今はシャッターが閉まって見ることが出来なくなっていますが、興興がいたエリアを内側から撮ってみました。ぽつんと立てられている主なきタイヤや、亡くなった直後にファンからの贈り物が敷き詰められていた台を久しぶりに見ました。頭ではわかっているのですが、やはり興興はどこにもいないんですよね。彼が見せてくれた様々なシーンを思い出しながら、言いようもなく寂しい気持ちになりました(;_;)。

一方の旦旦は、開園直後は屋外にいて、お気に入りの櫓の上でまどろんでいました。旦旦にはお花がよく似合います。
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そして我々がバックヤードに入った頃、(うらやましいことに)パンダ舎担当になられた方々は、屋内運動場の清掃を終え、旦旦を屋外から屋内に誘導するところでした。

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アドベンより柵が太くて隙間が狭いので、旦旦の姿が見えにくいのですが...、202.jpg
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見学客がいると気づいたのか、わざわざこちらに挨拶しに来てくれました。律儀ないい子です(^^)。
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そして、旦旦はバックヤード内の檻に移動し、
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ちょうどこちら側には背を向ける形で、パンダ舎担当になられた方々へのレクチャーが始まりました。
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えさやり体験をしているのでしょうか?うらやまし~い!!それでも、思いがけずパンダ舎のバックヤードまで見学することが出来て大満足!!の大人の飼育体験でした(^^)。

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イベントが終わり、パンダ舎に行ってみると、ちょうどおやつを食べ始めたところでした。ちなみにこの日の体重は87kgでした。
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アドベンではタケノコのウェイクアップタイムが終了したようですが、王子ではまだ与えていました!!303.jpg
一部に茶色い皮が残っているので、タケノコなのだと思いますが、ほとんど竹と言っていいほどのサイズですね。
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そして、少し笹も食べていたのですが...
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やはりタケノコ大好き!!タケノコをくわえながら、わざわざバックヤードに持ち込み、再び嬉しそうにタケノコを食べ始めました。
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そして、タイヤの中に残ったタケノコのかけらも探して、
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残さず食べていました。
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とにかく私は旦旦に赤ちゃんを抱っこさせてあげたいです。手足が短くても、体が硬くても立派に子育てできるよね。あきらめずにがんばろうね!!

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